ここ最近、網走・紋別・ウトロへ流氷を見にきたものの見れなかった、というお客様が多いのではないでしょうか。この写真は、２月２７日に撮影したものですが、一面の流氷の上に天然記念物で国内希少野生動植物種にも指定されている「オオワシ」が羽を休めています。その数ざっと５００羽はいました。この写真の撮影場所は、網走・紋別・ウトロでもなく知床半島の裏側にある町「羅臼」です。
当ホテルの宿泊プランでも販売している【羅臼で大自然を体感】流氷クルーズ乗船券付プランで乗船ができる、知床ネイチャークルーズのエバーグリーン号から撮影したものです。羅臼では、この時期スケソウ漁が行われており、網からこぼれる魚を狙ってオオワシだけでなく、羅臼でしか見ることができないと言われている「白カモメ」や「オジロワシ」、海鳥などたくさんの鳥たちが集まってきます。流氷の間に船が入り、間近で鳥たちの姿をみることができます。
網走・紋別の流氷砕氷船に乗ったことはありますが、ここは全くの別世界です。感動します！撮影はできませんでしたが、流氷の上にアザラシもいました。なんと２月２５日には、シャチに遭遇したそうです。もし、流氷がなかったとしてもたくさんの野鳥や北方領土の「国後島」、雪化粧をした知床連山を眺めることができ、景色だけでも充分に楽しむことができます。ぜひ、こんな素敵な羅臼へ足を運んでみて下さい。船から下りてお昼ごはんを食べた食堂の刺身定食がこれまた最高でした！