近年、根室海峡はクジラやイルカの生息地として知られるようになりました。
根室海峡は、国後島を囲むように知床半島から根室半島までの幅２５ｋｍ程の海峡です。
その根室海峡に向かって、羅臼から出港する観光クルーザーが、日本だけに留まらず世界からも注目を集めています。この人生観が変わるとも言われているクルーザーの乗船チケットを付けたプランを販売開始致しました。
羅臼の海の最も大きな特徴は、陸から数キロしか離れていない場所で、クジラやイルカを観測することができる点です。下記に根室海峡のクジラの研究を続けている佐藤晴子さんの見解をご紹介致します。
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＜根室海峡にクジラ・シャチなどが集まる理由＞
根室海峡は知床半島羅臼沖までの水深１０００ｍの深い海と標津沖の浅い海からなり、深い海から浅い海への湧昇流が発生し、深い海にある豊富な栄養が上層へ供給されます。
また、流氷にともなって豊富なプランクトンが北の海から運ばれても来ます。
さらに知床半島の河川からは森からの滋養に富んだ水が流れ込み豊かな海を形成しています。
この豊かな海のオキアミ等の動物性プランクトンやイカ、イワシ等の小魚、サケマス類等をねらってクジラやイルカが集まります。
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羅臼までの距離は、知床峠経由で約８０分です。当ホテルにご宿泊いただくほとんどのお客様が知床峠を観光されるかと思いますので、この夏は少し足を伸ばしてぜひ羅臼へ行ってみて下さい！
きっとお楽しみいただけます。
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