レビュアによって評価の差が大きいなぁ。

レビュアによってこれほど評価の差が大きいところも珍しい。当方の評価は、値段を考えるとそれほど悪くはないと思う。
部屋は302号室。ここ1、2年の間に改修した感じで綺麗である。清掃もきちんと出来ている。宿泊人数によっては、改修されていない部屋(もし有ればだが)に引き当てられて、辛口の評価になるのだろうか。
風呂に関しては、チェックイン当日、3階の貸切露天風呂を使用。これは当日の一番風呂のため、ぬるいと言うより冷たいに近い。
翌朝(5時)は2階のみやびの湯(露天)に入った。これはちょっと熱め。かき混ぜるといい湯加減になった。
湯質は、アルカリ泉で多分源泉掛け流しではなく、循環式と思われる。塩素臭はしない。この辺、消毒用塩素を入れているかよく分からない。お役所的には入れなきゃダメなんだろうけど、アルカリ泉に塩素を入れても中和するばっかりだろうし。
ここの源泉温度は26.6℃。所謂冷泉の部類だ。貸切風呂の使用時間がはっきり分からなかったため、湯船内の湯温を上げていなかったと推測。
食事は、地元の珍しいものがでてくることもなかったが、特に不味い訳でもない。平凡な夕食と朝食だった。量に関しては、当方の年代ではちょうどいい。若い人だと物足りないだろう。
チェックアウトも清算が終われば、すべて終わり。ビジネスホテルと同じである。(ここで宿主に初めて会える。)
この値段とこの内容であれば、温泉付きビジネスホテルであり、それほど悪くはないと思う。因みに低い評価を付けているレビュアの方は、レビュアビギナーが多いようだ。更に昔日の湯の山温泉の名声を知っていると辛口の評価になってしまうのだろう。
現在10部屋(10組)の客しか宿泊させていない宿に対しての希望は、�@貸切風呂の廃止　�A風呂は露天風呂(と言っても屋根付き)二つのみとする　�Bその上で湯温管理を徹底する(客が少ないのに、すべての風呂の湯を加温するのは無駄)　�C「冷泉」を積極的にアピールする(夏場のみ冷泉で貸切風呂を営業するとか)　である。また、じゃらんの『部屋・部屋施設』のインターネット接続が有料になっているが、実際には無料なので訂正しもらう。
寂れつつある現在の湯の山温泉で、これかも廉価でビジネスホテルライクなサービスを継続してほしい。