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坂出グランドホテルのお知らせ・ブログ
青海神社・西行の道
更新 : 2013/4/8 12:58
今回ご紹介するのは、『平清盛』と関わり深い崇徳上皇ゆかりの地の『青海神社・西行の道』☆
崇徳上皇は、権力の座を賭けた政争「保元の乱」の首謀者として、香川に流され、この地で亡くなられました。その死から4年後、当時51歳の西行ははるばる四国へ崇徳上皇の慰霊のために訪れています。
江戸時代に書かれた小説「雨月物語」では、西行が白峯(坂出市)にある崇徳上皇の墓前で、髪を振り乱し、青白い炎の中で荒れ狂う上皇の怨霊と向かい合うという、迫力たっぷりの場面があります。
「よしや君 むかしの玉のゆかとても かからむ後は何にかはせむ」。
「現世では天子であったあなたも、死の世界では一切が平等であるはず。
過ぎ去ったことはすべてお忘れになり、静かに成仏なさいますように」という西行の言葉に、上皇の霊は静まったと伝えています。
現在は、その言い伝えのある周辺が「西行法師の道」として整備され、おだやかな山里の風情を見せています。
そんなゆかりの地へ是非この機会に訪れてみてはいかがでしょうか??
場所:香川県坂出市青海町759付近