宿番号:324384
坂出グランドホテルのお知らせ・ブログ
さかいでブランドのお塩★
更新 : 2013/4/8 12:21
本日は香川県坂出市のさかいでブランドのひとつ
さかいでお塩についてご紹介します。
坂出が位置する瀬戸内地方は、少雨という塩作りに適した気候で
古くから塩づくりが盛んで、塩作りの跡を見ることができます。
そして、奈良時代から江戸時代へと時代が移り変わっていく中で、
製塩方法が進歩するなか、久米栄左衛門(通賢)という塩作りの天才が現れました。
栄左衛門は、安永9(1780)年、現在の東かがわ市引田町で生まれ、
27歳で高松藩の測量方となり、坂出の海岸が塩作りに適していると考え、
文政7(1824)年に塩田の開墾を計画、3年半の歳月と多くの人手により、
現坂出市街北部に広大な「入浜式塩田」を完成させました。
この塩田は技術的にも優れていたため「久米式塩田」と呼ばれ、
その後の塩田開発のモデルとなりました。
この塩作りの技術により現在もおいしいお塩が作られその一つが
瀬戸内・讃岐の海水をそのまま煮詰める製法で作られた塩です。
昔ながらの流下式塩田を現代風に再現したミニ塩田で
瀬戸内・讃岐の海水からつくられた「かん水(※海水を濃くしたもの)」を
職人が特別の平釜で炊き上げたこだわりの製法と味わいを追求した塩です。
さらに一つ目の瀬戸内の海水を原料にこだわりの製法で造られた
「瀬讃の鹽」を乾燥してべとつきを抑え、使いやすくした「坂出の昔塩」。
粒が細かく適度に湿っているので,まるで雪のような塩です。
このようなブランド塩がある坂出にぜひ足を運んで
お土産にお塩はいかがでしょうか