浜千代館は二見浦の海に沿うように佇むお宿です。
その館内の一番西側で海の見えるお部屋３室を、このたびリニューアルいたしました。

二見ヶ浦は、名勝・夫婦岩から朝日が登るのが有名ですが、
朝日とは逆の、二見浦の西の彼方に
夕日が沈む夕焼けの風景も、本当に心を打つほど美しいことをご存知でしょうか？

そんな二見浦の夕焼けに、浜千代館の館内で、最も近いお部屋
「恋灯り（あかり）の間」
３室。
その３室の中でも、一番西側のお部屋「小波(さざなみ)」は
「朱音(あかね)色」を
真ん中の「静波(せいは)」は
「紫（むらさき）」
一番東側のお部屋「潮騒(しおさい)」は
「青(あお)」を基調にしたお部屋。

なぜ、真ん中の「静波」は“紫”ですか？

という、質問を頂きました。

夕焼けの空の色は、
西側は、あかね色
東側は、夜の青色。
あかね色から青色へ向かう間の空の色は
“紫色”でしょ？

と答えると、

あ、そうか！！！

と、ぱっと灯った『あかり』のような笑顔のお返事を頂きました。

二見浦の海と空が夕焼け色に染まる頃、
ポツリポツリと、辺りに「灯かり」が灯り始める。

夕焼けの海と、
夕焼けの空、
そして、灯り始める
「灯（あかり）」を
お楽しみください。

お泊り頂いたお客様の心にも
「灯(あかり)」が灯るかもしれません。