宿番号:328302
歴史の宿 御客屋のお知らせ・ブログ
「いしまっちゃんの梅干しA」〜赤紫蘇漬け〜
更新 : 2025/6/29 16:23
【御客屋の手仕事シリーズ】「いしまっちゃんの梅干しA」〜赤紫蘇漬け〜
前回の塩漬けから1週間が経った頃、先週漬けた南高梅から、じわじわと「白梅酢」があがってきました。
樽の中で、塩と梅がゆっくり馴染んでいくと、梅の果汁が自然としみ出してきます。
この白梅酢こそが、梅干し作りの合図です。
重石をおろして、蓋を開けるとふわっと梅酢の香りが広がり、心なしかキュッと酸っぱい口になりました。
今日は、梅干し作りの大切な工程「赤紫蘇漬け」。
紫蘇の葉を一枚一枚丁寧に水洗いしてから、塩を揉んであく抜き。
強すぎず、でもしっかりと。長年の感覚が生きる時です。
しんなりとしてあくが抜けた赤紫蘇を塩漬けされた梅の樽に優しく重ねていくと、梅酢と出会って深い赤に染まっていきます。
全体としっかり馴染ませてから、、、蓋をします。
いしまっちゃんと一緒に紡ぐ、御客屋の味。
このまま1か月程度しばらく眠らせて、、、
梅干しは完成へと向かいます!
スタッフ/美咲