KAIKA東京 1F「GALLERY ROOM・A」 では2024年4月20日(土)よりアーティスト・廣瀬祥子による新作個展「7 Scenes [in the world created by people who can shed tears by watching movies and dramas]」を開催いたします。
廣瀬祥子は2018年、東京藝術大学 美術学部 絵画科油画専攻卒業。卒業後はゲーム業界でデザイナーとしての活動を経て、現在はアートとイラストの2つの領域を横断した活動をおこなっています。
「デジタルなもの・物質を伴い存在するものとの境界が曖昧になっている現代だからこそできる絵画へのアプローチ」をコンセプトに、 デジタル環境で描いた作品を一度出力し、その上に描画材を用いて手を加える手法やその他様々な技法を用いた絵画作品を制作、発表しています。同時に、「ひろせ」名義でイラストレーターとしても多岐にわたる作品を手掛けており、国内外のゲームやライトノベル、「初音ミク」等の人気作品にイラストを提供するなど、近年一層の勃興をみせるイラストシーンを牽引する作家の一人としても注目が集まっています。
本展示会では、廣瀬がとある言葉から着想を得て創作した一つの物語をベースに、作中に登場する7つの場面を作品として構成したものを中心に発表いたします。
物語の舞台となるのはディストピアと化した近未来。その世界で排斥対象となった主人公の少女が、自らの最期の旅路で訪れた場所を軸に、少女が初めて触れた「世界」の情景、またそこでの実記を、廣瀬は造形的な言語に置き換えていきます。
【概要】
会期 | 2024年4月20日(土)〜5月19日(日)
会場 | GALLERY ROOM・A
住所 | KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS (東京都墨田区本所2-16-5)
開廊時間 | 8:00〜23:00