昭和12年

板前であった　初代　祖父・伏脇松太郎が、

氷見市朝日町の永芳公園下（今の朝日山公園下）にて、

料亭旅館を個人創業。

当時の名前は海老長と言いました。



昭和31年　2代目　父・伏脇毅が氷見に戻る。

これを機に永芳閣は有限会社となり、

国際観光旅館連盟に加盟した。

旅館の名前は、広く市民から公募で募り、

その中から「永芳閣」が選ばれました。

古き良き団体旅行真っ盛りの時代。そして、高度成長期。
別館・新館・第2別館・第2新館・・・・・と増改築。

写真は、昭和36年くらいの増築現場　でしょうか？


大工の棟梁に抱っこされているのが

あたくし女将１歳のとき。


そして、大型団体旅行の時期を経て・・・


昭和53年　街中の庭を眺める旅館から、

広大な海を見下ろす旅館への第一歩。

現在の海辺に移転いたしました。

ゆるりと海をみつめる時間を大切に・・・・と、

現在の、本館ホテル海光です。

お部屋から、眼下に富山湾を眺めるつくりで、

海越しの立山連峰が眺められる絶景が

今も、ずっと人気です。


平成元年　祖父からの念願の温泉が湧出。

『氷見阿尾の浦温泉』と命名。露天風呂を増築し、

その露天は「石川インテリアデザイン賞」を受賞。

富山県でも大変人気のある氷見温泉です。


永芳閣の温泉大浴場と貸切温泉は

源泉とパイプラインでむすばれた天然温泉。

源泉は地下840ｍに湯脈があります。


平成5年　全室スイートの新館、旅館天遊を増築。

ゆったりと贅沢に、氷見の最上級を知っていただく宿として

本日も努めさせていただいております。

女将50年の歴史とともに・・・


愛されて愛されて７５年を、２０１１年永芳閣は迎えます。


これからも愛され続ける宿を目指してまいりたく存じます。


今回はなんだか、ちと、神妙に（笑）


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