茅野市蓼科高原を晩年の仕事場とした
映画監督小津安二郎さんにちなんだ
「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」の17回目の今年は、
俳優中井貴一さん出演の映画を特集上映することが決定いたしました。
http://www.shinetsu-navi.jp/2014/05/18_040930.php

中井貴一さんは、
小津映画の常連俳優だった故・佐田啓二さんのご長男で、
小津監督や蓼科とは縁が深く、
前回の映画祭にもゲストとして参加されました。

小津監督ら多くの映画人が育んだ“蓼科の文化”を受け継ぎ、
今も蓼科に別荘を持つ中井さんに注目し、
出演作品に親しみ、併せて、
今後の映画祭への協力などを依頼するそうです。

さらに諏訪圏フィルムコミッションや松竹の協力を得ながら、
「白ゆき姫殺人事件」など
諏訪地方で撮影された話題作の上映が検討されているそうです。

中井さんの出演作品の他に、
小津映画や最近の話題作など計10〜12本が上映される予定で、
監督や俳優のゲストトーク、短編映画コンクールなどの
各種イベントが行われます。

また、プレイベントとして夏ごろに
映画人が愛した蓼科で開く上映会「蓼科名画座」を
十数年ぶりに復活します。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=31373

※蓼科高原映画祭では、ただいま上映希望作品を募集しています。
http://www.tateshina-shinyu.com/news/?p=4560

どの作品が上映されるのかとても楽しみです。


吉本　順子