宿番号:333318
味の宿みち潮のお知らせ・ブログ
しめ縄
更新 : 2016/1/6 14:13
この辺の家の玄関には一年中しめ縄が飾ってあります。
もちろん当館の玄関にも一年中飾っています。
私たちには小さいころから見慣れた光景ですが、、、
他県のお客さまには、よく不思議がられるます。
三重県の中部あたりから南地方にこのような風習があるようですが、
どうやら民話がもとのようです。
(以下 伊勢志摩きらり千選 より引用)
【 須佐之男命がこの地を通った時、暴風雨に遭って、一夜の宿を富める巨旦将来に頼んだが、断られた。そこで、その兄の蘇民将来の家に行った。蘇民は貧しかったが、情け深い人なので、須佐之男命を暖かく迎えた。
命は喜び、そのお礼に「悪病が襲うから、家の周りを茅垣で囲うように」と教えた。翌朝村人はみな死んでいた。命は立ち去る時、「悪疫が流行したら蘇民将来子孫家門と書いて門口にはるとよい」と言い残した。
以後この地方では、門口に「蘇民将来子孫家門」の木札を注連縄で飾り、厄除けとするようになった。
こうしたことからか、現在でも注連縄を飾り、家の中に邪霊が入るのを防ぐ呪符の意味があるようです。
】
こちらに来られたら民家の玄関先をご覧ください。年始に飾られ、多少古くなったしめ縄が飾られています。
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