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歴史的な会談が行われた場所! 宮島・大願寺
更新 : 2018/9/17 20:36
皆様こんにちは。
9月に入り、外の暑さもようやく落ち着き始めた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
先日の三連休、宮島にも多くのお客様がお見えになりました。
多くの方が厳島神社と大鳥居を目指していかれますが、今日は宮島で行われた歴史的な会談についてご紹介します。
今から152年前の慶応2年(1866年)。徳川幕府は全国の大名を集めて長州藩(現在の山口県)を征伐するため、15万人もの大軍勢で山口県を囲むように攻めてきました。
対する長州軍は、3千人。兵力差はなんと50倍にもなります。
普通に考えたら幕府軍の圧倒的勝利ですが、、、
安芸藩(現在の広島県。ここです!)や薩摩藩(現在の鹿児島県。西郷どんの故郷)の相次ぐ出兵辞退などで士気が上がらず、さらに長州軍が各地で大健闘したため、幕府軍は大苦戦となりました。
そこに幕府軍の総大将、第14代征夷大将軍の徳川家茂が亡くなるという事態になり、幕府軍は戦闘を中止して撤退してしまいました。
この戦争をきっかけに、世の中が一気に倒幕へと流れ出し、時代が大きく変わるきっかけとなった事はご存知の通りです。
その時、幕府側と長州側で、停戦の会議(停戦交渉)が行われたのが、宮島の大願寺の一室です。
大願寺は厳島神社の出口すぐにあります。
山門をくぐると正面に本堂があり、交渉が行われた部屋は、本堂に向かって左側の部屋です。
大きな看板で「勝海舟 木戸孝允氏等 会談の部屋」とありますが、実際は木戸孝允(桂小五郎)の姿は無く、長州側は広沢真臣(さねおみ)と井上聞多(後の井上馨)。幕府側は勝海舟が代表となって行われました。
ちょうど大河ドラマ「西郷どん」で、丁度この時代の話を放送中です(大政奉還が早すぎて、ちょっとすぎちゃいましたが)。
歴史が動いた舞台に思いをはせながら、安芸の宮島を散策されてみてはいかがでしょうか?
大願寺
住所:広島県廿日市市宮島町3
開門時間:8時半〜17時
勝海舟が、長州側代表と会談を行った場所
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