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【日本三景宮島】〜世界遺産厳島〜を望む「源泉天然温泉」絶景温宿

神の湯
宮島口桟橋よりフェリーで10分→桟橋から徒歩にて厳島神社方面へ約10分※タクシーのご利用は8:00〜18:00

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    平安時代から続く伝統のお祭り 宮島・管絃祭の歴史

    更新 : 2019/7/4 20:53

    皆様こんにちは。
    今日の宮島は久々に晴。朝から汗ばむ陽気でした♪
    来週は三連休という事で、皆さまご旅行の計画はお済だと思いますが、実は宮島はその次の週の方がアツいんです。

    2週間後の7/19(金)に行われる「管絃祭」。日本三大船神事に数えられるほど有名であることは先日のブログでも紹介しましたが、実は歴史も相当に深いんです。
    始めたのが厳島神社を今の姿に改装した平清盛と言われていますので、なんと約850年ということになります。

    管絃祭の開催日ですが、旧暦ベースでは毎年6月17日と決まっています。
    これは御座船が厳島神社境内に乗り入れる為、大潮の日でかつ夜に満潮を迎える日であることが条件となったわけです。ですが、グレゴリオ暦と旧暦では毎年ずれが生じる為、来年はまた別の日になります。

    平安時代の宮島は人が住むことが許されていませんでした。島全体が神と崇められていたためです。その為管絃祭も、対岸の地御前神社から出発して厳島神社に向かうコースとなっていました。
    その後鎌倉時代ごろから人が住みだすようになり、現在の厳島神社から御祭神をお乗せして、地御前神社を往復する形となりました。
    なぜ地御前神社に向かうかと言いますと、この地御前神社が厳島神社の外宮に当たるからです。

    実は御座船は一度転覆の危機を迎えたことがあります。
    元禄14年(1701年)宮島沖を航行中の御座船が暴風雨に合い、転覆寸前の危機を迎えました。その時近くに停泊して風雨を避けていた鯛網船(阿賀村の岡野喜右衛門)と、厳島神社に参拝する伝馬船(江波村の古川屋伝蔵)が御座船を救ったのでした。
    因みに元禄14年は、忠臣蔵で有名な播州赤穂事件の発端、浅野内匠頭が江戸城松の廊下で吉良上野介に切りかかり、内匠頭は切腹し、赤穂藩が断絶した年です。
    話がそれましたが、これ以降阿賀村(呉市)と江波村(広島市中区)の船が、御座船を曳航する事になり、現在も続いています。

    御座船は3船の輪船を横に並べて1船に組み、その上に御祭神と管絃樂を奏でる奏者が乗船します。そして最大のクライマックス、御座船による厳島神社境内の水上3回転は、深夜23時ごろです!

    今年の管絃祭は金曜日。1泊すれば次の日はゆっくり宮島観光を楽しめます。
    是非リブマックスリゾート安芸宮島にご宿泊頂き、令和の世に伝わる平安絵巻、管絃祭の魅力を存分にお楽しみ下さい!
    今からでも間に合います♪

    対岸の地御前神社前で、管絃を奉奏中の御座船

    厳島神社に戻る前の長浜神社で管絃を奉奏中の御座船

    管絃祭最大のクライマックス!厳島神社境内の枡形の水面にて三回転をこなす御座船

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