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リブマックスリゾート安芸宮島のお知らせ・ブログ
首里城の一日でも早い復興をお祈り申し上げます。
更新 : 2019/10/31 23:58
皆様こんにちは。
今朝、世界中を悲しみに包む、大変痛ましいニュースが飛び込んでまいりました。
世界遺産にも登録されている、沖縄のシンボル「首里城」が、本日未明に火災に見舞われて消失してしまいました。
同じ世界遺産・厳島神社を抱える宮島の者として、今回の件は本当に心が痛く、沈痛な思いです。とても他人事とは思えず、地元沖縄の皆様の落胆はさぞやとお察し申し上げます。
今の所人的被害は確認されていない模様で、不幸中の幸いであったと多少なりと安堵いたしております。
厳島神社も、593年に創建以来、幾多の災害や戦災に巻き込まれてきました。
近くに白糸川と紅葉谷川が流れているのと、背後に急峻な弥山が存在する為、土石流が発生しやすい地形にあるのと、海上社殿の為、高潮や強風被害の懸念があります。
資料で確認する限り、厳島神社は過去4度倒壊しています。
その内、鎌倉時代末期の1325年(正中2年)6月25日(グレゴリオ暦で、同年8月4日)に発生した事案では、台風が原因と思われる大風により、大鳥居が倒壊してしまいました。他にも境内の門客神社、楽坊、平舞台が破損する被害を受けています。
太平洋戦争敗戦直後の1945年(昭和20年)9月の枕崎台風上陸により発生した土石流災害では、厳島神社内の天神社と社殿の回廊を土石流が飲み込み、大破させました。広島に原爆が投下されてからまだ1ヵ月少々。当時の広島・宮島の皆様の落胆もまた、大きなものであったと推察いたします。
何度も倒壊を経験した厳島神社。その度に地元宮島の皆様や行政が立ち上がり、何度も復興を遂げてきました。
時間はかかるでしょうし、課題は山積しているとは存じますが、首里城の一刻も早い復興と、沖縄に再び世界に誇れるシンボルが再建されることを祈るばかりです。
きっと首里城も、いつの日か昔の威厳を取り戻す日が来ると、私も含めた世界中の人々が信じております。
末筆ながら、地元沖縄の皆さまに対し、心からのお見舞いを申し上げると共に、一日でも早い世界遺産首里城の復興をお祈り申し上げます。
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