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【日本三景宮島】〜世界遺産厳島〜を望む「源泉天然温泉」絶景温宿

神の湯
宮島口桟橋よりフェリーで10分→桟橋から徒歩にて厳島神社方面へ約10分※タクシーのご利用は8:00〜18:00

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    【歴史秘話】宮島口の過去と今。そして未来へ♪

    更新 : 2020/6/22 9:11

    こんにちは♪

    今日は宮島の玄関「宮島口」のご紹介です。
    宮島への航路のうち、実に9割がここ宮島口から出港しています。
    本土との結節点であると共に、実は住宅街という意外な面も!

    宮島口は元々「赤崎」という地名でした。
    赤崎はそのまた昔は墓崎と呼ばれ、お墓があったところなんです。多くは宮島在住の方のお墓でした。
    宮島では今でも埋葬が出来ず、亡くなると対岸に葬られるのです。
    当時の赤崎は、お墓と草むら、海岸迄の細い小道が1本という寒村でした。

    赤崎の運命が大きく変わったのは明治時代。
    明治30年(1897年)9月25日。後の国鉄(今のJR)が開通し、赤崎に駅が出来ます。その名も「宮島」。同じ日に、宮島行きの連絡船が開設され、桟橋がオープンしました。ですが、現状は前述の通り...

    そこに立ち上がったのが、当時の首長で大野村長(現在は廿日市市に合併)の中丸次兵衛氏。
    駅から桟橋迄にあった南側のお墓を駅の北側に移し、跡地の道路を拡張し、実に6年もかけて駅前から桟橋を整備したのです。

    昭和6年(1931年)2月1日。広島瓦斯電軌(現在の広島電鉄)が延伸し(現在の広電宮島口)、宮島への結節点としての機能が強化されます。
    そして昭和17年(1942年)4月1日、駅名が宮島から「宮島口」に改称されます。
    やがて、周辺の住所が赤崎から駅名と同じ宮島口になりました。
    鉄道だけでなく、国道2号線も宮島口を通ります。周辺には駐車場も多数あります。また、駅から桟橋の間には、お食事処やお土産屋さんも充実しています。

    今の宮島口は、まさに宮島への玄関として機能しています。

    宮島口にはもう一つの顔が。
    高度成長期の人口増加で、宮島口駅の北側が続々と宅地開発されました。
    宮島口は、広島のベッドタウンでもあるのです!
    余談ですが、弊社の優秀なスタッフも宮島口在住です♪

    今年4月に、宮島口のフェリーターミナルが、観光案内所や飲食店を複合して移転開業しました(etto)。跡地には広電宮島口駅が移転し、さらに周辺道路を拡張して動線を整理する計画です。こちらも、かつて赤崎から宮島口への変貌を遂げた時と同様の大事業!

    宮島への期待を抱いて降り立った方も、日々の生活の拠点とされている方も満足できる、魅力的な街に日々成長する宮島口。
    これからの宮島口に、是非ご期待下さい!
    (PCビュアーで周辺案内をご覧いただけます)

    今年で開業から123年を迎える「JR宮島口駅」。全ての旅客列車が停車します。駅舎側が下り(岩国方面行き)、跨線橋を渡ったホームが上り(広島方面行き)です。
    新幹線等でお越しの場合、お手持ちの乗車券が「広島市内」となっている場合は、差額運賃の支払いがあります。なぜならここは、廿日市市だからです!

    JR宮島口駅からフェリー乗り場までの路上にある、最後のコンビニ「セブンイレブン」。
    宮島島内にはコンビニがありませんので、お買い忘れにご注意ください!
    フェリー乗り場にもセブンイレブン系列のお店はありますが、コンビニというよりお土産屋さんで、24時間営業ではありません。(その名もズバリ「おみやげ街道」)

    コンビニ「セブンイレブン」の向かい側にある「あなごめし・うえの」
    駅弁で販売されたのがきっかけで、今ではすっかり広島名物です。
    店内での飲食や、弁当のお持ち帰りも出来ます。
    絶品ですので、是非ご賞味を!

    セブンイレブン横の小道の奥にあるのが「広電宮島口駅」
    こちらの電車も広島駅行きですが、時間はJRの倍かかります!
    ただ、JRよりも海側を走るのと、紙屋町・八丁堀等の広島市内中心部と、宮島と並んで世界遺産に登録されている「原爆ドーム」まで、どちらも乗り換えなしで行けます。

    奥の白い建物が、今年春にオープンの新「宮島口フェリーターミナル」です。
    2F建てで、飲食店(etto)や観光案内所、物産店も同居しています。
    隣の茶色の屋根の下に、2年後広電宮島口駅が移設されます。
    (茶色の屋根は撤去されます)

    JR宮島口駅から西の岩国方面(JR宮島口駅を出て右手方向)へ歩くこと暫し。JRの踏切に、かつてここが「赤崎」と呼ばれていた名残があります。この踏切を渡った北側(山側)は、ずーっと住宅街です。

    先程の「赤崎第5踏切」を渡って北側(山側)の住宅街の中にある「高津堂」
    明治39年(1906年)に、世界で初めて広島名物「もみじ饅頭」を作ったお店です!
    当時は宮島にお店があったのですが、現在は宮島口に移転して、逆に宮島島内では手に入りません。
    (高津堂では、もみぢ饅頭と書きます)

    JR宮島口駅とフェリー乗り場の間を走る「国道2号線」
    交通量がとても多いので、JR宮島口駅とフェリー乗り場との行き来は、地下歩道を利用します。
    (エレベーターもあるので、大きな荷物があっても安心です)

    宮島口には、フェリー乗り場近く、JR宮島口駅北側、国道2号線沿いなどに駐車場が多数あります。
    国道2号線沿いにある写真の駐車場も、フェリー乗り場まで徒歩5分以内と至便です。

    最後に、海上から見た宮島口の全景です。
    かつて草むらとお墓しか無かったのが信じられません!
    先人達の努力が忍ばれます。
    後ろの山にも住宅地が広がり、観光と生活拠点の両面を併せ持つ、宮島口の今が垣間見えます。

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