宿番号:340781
リブマックスリゾート安芸宮島のお知らせ・ブログ
【廿日市】って、何て読むの? 知られざる歴史と魅力
更新 : 2020/7/27 11:17
皆様こんにちは!
今日は私どもの地元、広島県廿日市市の話題です。
私どものホテルの住所は、「広島県廿日市市宮島町634」です。
「廿日市」・・・馴染みのない方は、読み方に迷われるのでは?
正解は、「はつかいち」です!
廿日市とは対岸にある町名で、今のJRまたは広電廿日市駅あたりです。
その後、周辺の町村と合併を繰り返し、1988年に廿日市町から廿日市市に昇格しました。
宮島(当時は宮島町)とは、今から15年前の2005年に合併しています。
廿日市の名前の由来ですが、「市」とついている通り、市場があったところです。
国内には同じく市場に由来する地名として、四日市や十日市などがあります。廿日市のお隣、五日市(広島市佐伯区)もそうです。これらは市が毎月何日に行われていたかで呼ばれるようになりました。
廿日市の場合は、毎月20日です。
何故20日になったかと言いますと、対岸の厳島神社の例祭(年4回)の最終日が20日であった為、鎌倉時代には毎月20日に市が立つようになりました。
この頃は、火災で焼失した厳島神社再建の為、鋳物師が多数廿日市に移り住んで通っていたそうです。宮島とも深い縁があったのですね!
まさか800年後に合併するとは・・・
廿日市は山間部からの木材を集積した木材産業が盛んで、廿日市の沿岸には、木材専用の港「木材港」まであります。
また、以前ブログでも取り上げましたが、廿日市はけん玉発祥の地でもあります。今年は中止となりましたが、毎年世界各国のけん玉愛好家が廿日市に集まり、けん玉のワールドカップが開催されます。
廿日市市は総面積489.48km2で、横浜市や北九州市と大体同じです。
しかし凄いのは、廿日市市の中だけで1年中レジャーが楽しめる事!
夏は沿岸地域でマリンスポーツ。冬は山間部でスキーが楽しみます。
廿日市市の標高の高い場所では1,000mもあり、この辺り(廿日市市吉和地区)は日本最南端の豪雪地帯です。
まさに廿日市市は、日本の縮図なのです!!!
(広島県も日本の縮図って言われていますが)
難読市名とは裏腹に、実に懐が深い廿日市市。
来月には、宮島口旅客ターミナル内に、廿日市市の観光案内所が完成する予定です。
宮島に立ち寄られたついでに、廿日市の魅力に触れてみるのも良いと思います。
同じ廿日市市なので、宮島に宿泊して、翌日スキーもありですね♪
ただちょっと遠いですが (笑)
宮島口旅客ターミナル2階、ettoの前からの画像です。天然光を取り込む屋根に、天井及び側面のウッドブラウンが柔らかさを演出しています。
これらの木材は、全て地元廿日市産です。
そのetto2階入口の直ぐ海側に出来るのが、「はつかいち・みやじま情報センター」です。
宮島を含めた廿日市市全域の旅をサポートして下さいます!
オープンは、来月2020年8月の予定です!
同じく宮島口旅客ターミナルにオープンした「はつこいマーケット」。
廿日市のアンテナショップであり、面白い名産品や銘酒を手に入れる事が出来ます♪
詳しくは、ブログ「はつこいの、お味はいかが?」をチェックしてみて下さい!
関連する周辺観光情報
他のホテルを探す場合はこちら
近隣駅・空港からホテルを探す
広電宮島口駅 | 宮島ボートレース場駅 | 宮島口駅 | 阿品駅 | 阿品東駅