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リブマックスリゾート安芸宮島のお知らせ・ブログ
宮島のアイドル 【鹿さん】
更新 : 2020/9/24 23:22
皆様こんにちは。
シルバーウィークの4連休も今日で3日目。天候にも恵まれ、宮島には多くのお客様がご来島されました。
この状況に一番驚いているのは、今日の主役、「鹿」さんではないでしょうか?
宮島には、分かっているだけで約600頭の鹿が生息していると推定されています。
宮島には古くから鹿が生息していたと言われます。
鹿は泳ぐことが出来るので、大野瀬戸を渡ってきた鹿もいるかもしれません。
その昔、宮島には人が住んでおらず、鎌倉時代ごろから徐々に移住してきたと言われているので、宮島では鹿さんの方が先輩になります。
鹿は「神鹿(シンロク)」と言われ、神の使いとして大切にされてきました。
今でも観光客の皆様に囲まれて、まったりしている鹿さんを宮島のあちこちで見かけます。
ですが皆様。気をつけてください。
そもそも鹿は、野生動物なのです。
宮島の桟橋から厳島神社までの市街地で見かける鹿は、ある程度人に慣れているので大人しいのですが、宮島はそのほとんどが山間地帯です。包ヶ浦自然公園から先の山側に棲む鹿は人や車を見かけると、一目散に走り去ってしまいます。
また、鹿は草食動物ですが、実は紙や布も大好き(?)です。たまに紙袋を持っていると、知らない間に背後から現れて、パクっと食べちゃいます。
特に帰りの切符などは、表には出さない様気をつけて下さい。
筆者も、着ている服に噛みつかれたことがあります。
そして、これが重要ですが、鹿には餌を上げない事。
昔から鹿と共存してきた宮島ですが、それなりに被害もあります。鹿を本来の山間部へ帰すためにも、餌を与えて市街地に定住しない環境づくりも大切です。
その昔は宮島でも餌用の「鹿せんべえ」が販売されていましたが、ずいぶん前に無くなりました。
因みに宮島には、ゴミ箱が殆どありませんが、鹿さんが食べてしまうので置いてないのです。
この時期のオス鹿には、立派な角が生えています。
見るからにかっこいいのですが、実はオス鹿は、9月から11月ごろが発情期です。
ちょっとしたことで興奮してしまいますので、十分注意して下さい。
なお、このころから徐々にオス鹿の角を切り落とす作業(角切)が行われます。
古来より、人と共存してきた宮島のアイドルであり、シンボルでもある「鹿」さん。
これからも末永くお付き合いするために、節度を持って接していきたいものです。
鹿さんは何でも食べてしまいます!
餌を与えない。ゴミは捨てないことは勿論ですが、持ち物が食べられない様十分注意して下さい!
宮島桟橋を中心に、鹿さんに関する注意書きが方々にあります。
ルールを守って、温かく見守りましょう!
この時期はオス鹿の「角切」が行われます。
右の鹿さんがBefore、左の鹿さんがAfterです(笑)
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