宿番号:340781
リブマックスリゾート安芸宮島のお知らせ・ブログ
【宮島を歩く】山辺の古径「宮島を見守る最古の道」
更新 : 2021/1/14 12:31
皆様こんにちは。
宮島では徐々にですが、秋が深まりつつあります。
食欲の秋、スポーツの秋と色々秋の楽しみはありますが、宮島は全てを満喫出来ます。
先ずはスポーツの秋で、軽く宮島を歩いてみましょう♪
今日は「山辺の古径」のご紹介です!
宮島は北側の桟橋から南側の厳島神社の間に人家や商店が集中しており、表参道とその山側の町家通りがメインルートで結んでいます。
今日ご紹介する山辺の古径は、更に山側になり、私達のリブマックスリゾート安芸宮島の直ぐ前を通ります。
表参道商店街は江戸時代後期に、町家通りも江戸時代初期に埋め立てられられて出来上がる迄、海の底でした。
それ以前に厳島神社への参詣客が歩いた宮島最古の参道が、山辺の古径なのです。
山辺の古径は、桟橋を出て直ぐの要害山(宮尾城跡)から塔の岡(千畳閣)付近を結んでいます。
スタート地点の要害山の坂を登りきったところは、朱塗りの大鳥居(現在修理工事中)や、五重塔があるゴール地点の塔の岡、宮島の町並みに広がる瓦の波を一望できます。
要害山を下り、不動堂の前を過ぎて通って女人像、乳地蔵のある女人坂へ入ります。坂を下るとの下には、通称あせび寺と呼ばれる宝寿院。その角を曲がったところが、リブマックスリゾート安芸宮島です♪
山辺の古径は更に続きます。
ホテルに背を向け(笑)直ぐ左に曲がると、右手方向に山裾をゆく道が見えてきます。
その道を歩くと、誓真さんゆかりの光明院前の坂道に突き当たり、下れば五重塔と千畳閣のある塔の岡に到着。厳島神社は目の前です。
山沿いの道のため勾配がきついところもありますが、その分高台からみる眼下の景色は美しく、古い石垣や、猿瓦と呼ばれる瓦や小さなお堂など多くの発見があり、実に楽しいお散歩を体験出来ます♪
宮島に人が住みだしたのは鎌倉時代頃と言われており、山辺の古径は実に800年もの間、宮島の歴史を見守ってきた道なのです。
因みに、Googleマップでホテル迄の最短ルートを検索すると、この山辺の古径経由で表示されます。
私達も桟橋迄のメインルートで活用しています。
但し、アップダウンがあるのと、街灯が無く夜間は真っ暗ですのでご注意下さい。
ホテルから気軽に散策出来る山辺の古径。
是非、宮島の再発見にお散歩してみて下さい♪
山辺の古径へは、フェリーターミナルを降りて、真っ直ぐに進みます。
トンネルが見えてきたら、手前左側に木製の看板で「山辺の古径」と書かれています。
早速の山越えルート。目の前の要害山(宮尾城跡)を超えていきます。
民家を縫うように歩くのが、逆に新鮮です。
要害山を降り、更に坂を上ります。公園の先に小さな坂があります。
ここは「女人坂」と呼ばれるちょっとした丘越えルートです。
坂を上りきると、先に私共「リブマックスリゾート安芸宮島」が見えて参ります♪
この付近には、壁に掘られた仏像などもあるので、是非探して見て下さい。
女人坂のてっぺんからは、宮島の町並みがよく見渡せます。
ちょっとした達成感が味わえるかも?
山辺の古径はまだまだ続きます。
ホテルから坂を下り、直ぐ左(写真では右方向)に曲がります。
再び民家を抜けると思いきや・・・
なんと、今度は一転して山裾を歩く事に!
1本の道でこれだけの景色の変化が楽しめるのも、山辺の古径の魅力です。
どんどん進んでいくと、とうとう山の中に・・・
先行き不安になりそうですね!
自然が一杯の山辺の古径。こうして鹿さんたちに遭遇する事もしばしば♪
山道の坂を上りきると、再び眼下に宮島の町並みや海が♪
この辺りが、山辺の古径の最高峰です。
絶景と共に、宮島の風を全身で感じてみて下さい。
坂を下ると、正面に五重塔と千畳閣が見えてきます。
こうして見比べると、千畳閣のデカさは異常ですね(笑)
この先、光明院付近を通り、五重塔や千畳閣のある「塔の岡」が、山辺の古径の終点です。
塔の岡を下れば、厳島神社は直ぐそこです。
関連する周辺観光情報
関連する宿泊プラン
他のホテルを探す場合はこちら
近隣駅・空港からホテルを探す
広電宮島口駅 | 宮島ボートレース場駅 | 宮島口駅 | 阿品駅 | 阿品東駅