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宮島は観音様!? 神の住む島・宮島の秘密
更新 : 2021/1/25 10:11
皆様こんにちは!
宮島は神の住む島と言われております。
様々な説がある中で、今日は島の容姿に注目してみたいと思います。
宮島口から宮島を眺めると、人の顔に見えませんか?
山の稜線が所々切り立っていて、お顔の額、鼻、口に見え、観音様のお顔と言われています。
これは、この地方独特の「土」に関係があります。
2018年7月に、広島を襲った「西日本豪雨」による土石流災害は記憶に新しいところですが、1月20日に、被災地で建設が進められていた「砂防ダム」がすべて完成したと報じられました。
広島では2016年8月にも集中豪雨で土石流による被害を受けております。
また、宮島でも過去に度々土石流災害を受けており、紅葉谷公園は砂防ダムとしても整備されております。
なぜ広島では土石流災害が多いのか?
その答えの一つが「花崗岩」と呼ばれる土の性質です。
花崗岩は風化すると、中心を除いて「まさ土」となります。まさ土は水に弱く、この地方に土石流をもたらす原因になっています。広島県は、殆どが花崗岩で覆われており、宮島も例外ではありません。
ですが、この花崗岩こそが、宮島の「観音様のお顔」となるのです。
花崗岩には、節理と言われる割れ目が出来ます。宮島の場合、それが縦や横に規則正しく入っています。その節理が年月を経て風化し、綺麗な稜線となって残ったわけです。
そして対岸から船で厳島神社に参拝する人々は、その美しい稜線を、観音様の横顔に見立てて崇拝したのです。
宮島のてっぺん、弥山の山頂に上ると、ごつごつした岩肌が目につきます。これこそが、花崗岩が風化してまさ土が流れた後の、中心部の岩なのです。
その岩が作りだした「不動岩」や「くぐり岩」は、芸術作品と言え、下から見上げるのとは全く違う世界が山頂にはあります。
この弥山山頂も、宮島のパワースポットとして昔から信仰を集めています。
平安時代の806年に弘法大師空海が開基した「弥山本堂」、「霊火堂」には1,200年以上燃え続ける「消えずの火」、日本で唯一の鬼の神様がいる「三鬼堂」など、見どころ満載。
そして頂上535mから見下ろす瀬戸内海は正に絶景。
因みに、観音様のお顔に例えると、弥山山頂は額の部分にあたります。是非、額を目指して挑戦して下さい。
山頂へはロープウェーがお勧めですが、2月15日から3月5日までは定期点検で運休ですので、ご注意ください。
解説すると、こんな感じです。
どうですか?
観音様が見えましたか?
宮島のてっぺん、弥山山頂。標高は535mです。
大阪・奈良の県境にそびえたつ生駒山地で比較すると、生駒山より少し低めで、隣の飯盛山よりはやや高いです。
山頂から見下ろした、瀬戸内の多島美。
この景観は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得しています♪
山頂は勿論360度の大パノラマが展開!
対岸の廿日市市街や広島市街の眺望もあなたの物です♪
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