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伊藤博文と宮島 「弥山を愛した、初代内閣総理大臣」
更新 : 2021/1/28 17:36
皆様こんにちは。
今月18日から通常国会が開会され、総理の答弁が注目されています。
総理と言えば、初代内閣総理大臣は「伊藤博文」
今日は伊藤博文と宮島の関りについてご紹介致します。
伊藤博文は山口県光市生まれ。幕末の長州藩出身です。
松下村塾では、高杉晋作や久坂玄瑞と共に尊王攘夷運動に参加。
後に極秘でイギリスに留学。その後は開国派として明治維新に貢献します。
1885年に初代内閣総理大臣に就任。その後も4期約7年に渡り、日本の首相を務めました。
激動の時代にあって、確かなリーダーシップで日本を導いた偉人と言えます。
昔は紙幣の顔でした(歳バレ 笑)。
2月14日スタートのNHK新大河ドラマでも登場すると思います。
伊藤博文は度々宮島を訪れています。
1885年、明治天皇が行幸で宮島を訪れた際に、参議として同行。
大聖院には、明治天皇が行在所としてご宿泊された部屋が残っており、その様子を残した絵がかけられています。勿論、伊藤博文も(小さく)描かれています。
紅葉谷にある老舗旅館の岩惣の宿帳にも、1896年と1906年に宿泊した記録が残っております。
伊藤博文の一押しスポットは、ズバリ「弥山」
本人の言葉として「日本三景の一の真価は、頂上の眺めにあり」と残っています。
日本の頂点に君臨した偉人も、山頂から見下ろす大パノラマに圧倒されたのですね。
余りの感動に、是非みんなと共有したいという事で、1906年に浄財や私財を投じて、弥山山頂までの登山道を整備してしまいました!
大聖院ルートの入口には記念碑が残っています。
山頂近くにある「三鬼堂」は、日本で唯一鬼の神様をお祀りしたお寺で、家内安全と商売繁盛にご利益があると言われております。ここも博文は熱く信仰しており、本堂の掲額は本人直筆です。
大願寺には、博文お手植えの「九本松」が残っています。が、残念ながら虫食い被害で4本が伐採され、今では五本松に(T_T)
この様に宮島に多大な功績を残した伊藤博文。最後に面白エピソードを!
ある時、博文が紅葉谷でお茶していると、そこで働く可愛い給仕の女の子の手を見て「ぶち紅葉みたいに可愛いおててじゃ。焼いて食うたら美味しかろう(意訳)」と言ったのが、もみじ饅頭誕生のきっかけだったとか(笑)。
伊藤博文にとって宮島は、重責から解放され、素の自分を見つめ直すことが出来る、大切な場所だったのですね♪
弥山山頂からの眺めです。この景色を見て、伊藤博文はどんな思いをめぐらせていたのでしょうか・・・
弥山山頂の「三鬼堂」
時眉鬼神[じびきしん](大日如来の化身)、追帳鬼神[ついちょうきしん](虚空菩薩の化身)、魔羅鬼神[まらきしん](不動明王の化身)の、3人の鬼の神様「三鬼大権現」を祀っています。
「三鬼大権現」と書かれた扁額は、伊藤博文の直筆です。
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