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新型コロナだけじゃない ノロウイルスの脅威と対策
更新 : 2021/2/12 23:45
皆様こんにちは。
新型コロナウイルスの猛威が続きますが、2006年に大流行した、あるウイルスを覚えてらっしゃいますでしょうか?
【ノロウイルス】
冬の時期にピークを迎えます。
たとえ少量であっても体内に入ると腸内で増殖する、とても感染力の強いウイルスです。感染すると24〜48時間の潜伏期間(感染から発症までの時間)を経て、急に激しい吐き気や嘔吐が始まり、続いて下痢や発熱、腹痛などの症状が現れます。
集団生活を過ごす幼児や児童の間や、家庭や施設など共同生活を送る環境でも広がりやすい病気です。
感染ルートは大きく分けて3つあります。
・ノロウイルスが含まれる排泄物や食品に触れた手を介した「接触感染」
・ノロウイルスに汚染された食品を口にすることで感染する「経口感染」
・嘔吐物からの飛沫を吸い込むことによる「飛沫感染」や「空気感染」
この時、ノロウイルスが含まれる食材として主に取り上げられたのが「二枚貝」
そう「牡蠣」でした。
牡蠣はノロウイルスを持った食材との風評被害を受け、瞬く間に牡蠣の販売数は減少。
確かにノロウイルスを持った牡蠣は存在し、食すればノロウイルスに感染します。
が、「牡蠣自体には、ノロウイルスはありません!」
ノロウイルスの発生源は、ずばり人間です。
腸内で繁殖したノロウイルスは、排泄物として流れ出ます。その際下水に残ったノロウイルスが、海に流れで牡蠣などの二枚貝の餌として取り込まれるのです。
しかしながら、日本では下水処理の技術が進歩しているので、二枚貝に取り込まれるノロウイルスは、ほんのわずかです。
・・・お食事中でしたら申し訳ございません。
ですが、ノロウイルスを持った牡蠣がゼロでない事も事実です。
安心して食するには、どうすればいいでしょうか?
答えは「加熱」です。
ノロウイルスは熱で死滅します。
牡蠣の中心部が80〜90℃の状態で、90秒の加熱が推奨されています。
これを守れば、どんな牡蠣でも安心ですが、生や加熱不十分なら感染のリスクがあります。
牡蠣は基本、十分加熱してお召し上がりになる事をお勧めします。
ところで、本年は今のところノロウイルス感染の話題があまりありません。
インフルエンザ同様、コロナ禍でマスク着用と、手洗い消毒の習慣が行き渡っているからだと考えられます。
これからも上手に料理して、美味しく頂きたいです♪
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