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みやじま雛めぐり2021 [今年の宮島は雛だらけ!]
更新 : 2021/3/22 10:42
皆様こんにちは!
3/20から、毎年恒例の「みやじま雛めぐり」が始まりました。
宮島の商家や一般家庭には、江戸・明治・大正・昭和とその繁栄を裏づけるような豪華な「お雛さま」が残っており、に古くから伝わるお雛さまを、町家通りを中心に町内の旅館や商店に展示します。
どのお雛様も、重厚な雛壇に収まり、格式高い高く雅な雰囲気我あります。
お雛様は、宮中の結婚式の様子を模したもので、雛人形には宮廷の様々な役割を持った人物が飾られます。この機会に、主にどのような人物を飾るのか、ご紹介します。
・親王
内裏雛(だいりびな)の別名で、男女一対で親王と呼んでいます。雛人形の親王は天皇と皇后をモデルにしているといわれています。
因みに、関東と関西では、並びが左右逆です。
・三人官女
姫のお付きの女官です。ただのお世話係とは違って、女雛の幼少期より、生活管理から雑務まで行う、非常に仕事の出来る優秀な女性のみがなれたそうです。
・五人囃子(ごにんばやし)
お雛様を華やかで楽しい雰囲気にしてくれる五人囃子は謡に笛、太鼓の五人組です。幼い顔立ちは元服(成人)前の11歳から16歳の少年だからです。
・随身(ずいじん)
別名で矢大臣とも呼ばれるこちらは、弓矢を持った老人(左大臣)と若者(右大臣)の二人一組で、宮廷を警護する儀仗(ぎじょう)姿の武官です。儀仗とは儀式に用いる装飾的な武器のことです。
・仕丁(しちょう)
怒り、泣き、笑いの表情から三人上戸とも呼ばれる三人組です。徭役(ようえき)として、宮廷の雑用係をしています。近代以前に君主が人民を無報酬で働かせていたことを徭役といいます。
先行開催の「宮島福よせ雛」と合わせて、今年の春の宮島は、鹿さんを凌駕する程の雛人形で溢れています。
ちょいと通りを歩けば、「みやじま雛めぐり」とは違った、砕けたお雛様に会う事が出来ます。
女子の健やかな成長を願い、これだけ多くの雛様が集まる日本古来から伝わる伝統文化。
末永く大切に受け継いでいきたいと思います。
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