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【超絶悲報】宮島水中花火大会 打ち切り決定(T T)
更新 : 2021/4/15 13:04
皆様こんにちは。
今日は重大な悲報をお伝えしなければなりません(T_T)
宮島の夏の風物詩、「宮島水中花火大会」
厳島神社・大鳥居沖の海上で繰り広げられる花火大会で、約5千発を打ち上げ、一部は海水面から半円状にダイナミックに開くのが特長で、「日本の花火大会百選」のひとつにも選ばれました。
去年、今年と、東京オリンピック開催に伴う警備関係の都合で既に中止が決まっています。
折しも、花火に映えるシルエットを醸し出す、朱の大鳥居は修理工事の最中。
工事が終わり、また再び幻想的な、大鳥居と花火のコラボが見られる日がきっと来る。
そう信じていました。
それが…
14日の報道によりますと、宮島水中花火大会は、来年以降も打ち切りとする事が実行委員会で決定したとの事。
1973年から約半世紀の歴史に、幕を下ろします。
理由は、安全対策とコロナ対策です。
花火大会当日は、年間最大となる約5万人の観客が宮島を訪れます。
フェリーは2社で10分間隔のピストン運航ですが、1隻の最大定員は約800名(車輌未搭載時)。単純計算で、約5万の観客を片道運ぶのに62.5隻が必要。島内も船内も、観客が集中して過密状態。
海上では、花火見物のボートと養殖カキのいかだの衝突したりする事故が後を絶たず。
まさに離島開催独特の悩みと言えます。
加えて、新型コロナ感染拡大防止の対策が困難な事。
狭い宮島市街に、ソーシャルディスタンスを保ちつつ約5万人を受け入れるのは、非常に厳しいものがあります。
花火大会を運営するのに必要な協賛金集めも、コロナ禍による経営状況悪化により、不透明なのが実情のようです。
日本で初めて花火を鑑賞したのは、徳川家康(1613年に駿府城で、イギリス人が献上した中国製の花火)とも、伊達政宗(米沢城で中国人が献上)とも言われています。
一般的に広まったのは江戸時代。8代将軍徳川吉宗の時代、疫病による多数の死者の慰霊と、悪病退散祈願のため、水神祭が行われた時に花火が上ったのが始まりと言われています。
それが、コロナという悪病がきっかけで打ち切りになるのは、とても残念です。
今回の打ち切り決定は、またしても私たちに重い課題を突き付けられたような気がします。
5年後、10年後、または新しい形態で、宮島から花火を鑑賞できる日が戻って来ることを願いたいです。
その頃には、朱の大鳥居も美しく蘇っているでしょう!
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