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Why do we come to this place, to Hiroshima?
更新 : 2021/5/27 12:27
皆様こんにちは。
5年前、広島で歴史的な出来事が起こりました。
何だかお分かりになりますか?
2016年5月27日。
三重県志摩市での「伊勢志摩サミット」終了後、G7首脳の一人が広島を電撃訪問したのです。
その人物こそ、当時のアメリカ合衆国大統領、バラク・オバマ氏でした。
史上初めて、被爆地広島を訪問した、現役大統領です。
当時、筆者は広島市内で勤務中。
現場には立ち会えなかったのですが、NHKと民放各局が一斉に生中継を始め、訪問時の様子を映像で知ることはできました。
日本中がその模様を見守ったのです。
オバマ氏はサミット終了後、中部国際空港からアメリカ海兵隊岩国基地を経由して、広島へリポート(元広島空港。広島市西区)に到着。そこから車列を組んで、広島南道路から吉島通りを通って、17:25に平和記念公園に到着します。
テレビ越しに、その時沿道で大統領の車列を迎えた人の多さと歓声を、今でもはっきり覚えています。
先に到着していた安部首相(当時)が出向かえ、平和記念資料館や原爆の子の像などを見学。
オバマ氏は自作の折り鶴を寄贈します。
そして慰霊碑の前で献花の後、オバマ氏の演説が行われます。
当初は数分程度の所管を述べる予定が、終わってみたら17分にも及ぶ、歴史的大演説になりました。
演説後に、被爆者の方々との対話をします。
この時の様子は、アメリカの新聞紙「WSJ」の1面トップで扱われ、アメリカでも関心の高さが伺えます。
最後に元安川越しに原爆ドームを見学した後、オバマ氏は18:14分に平和記念公園を後にします。
広島滞在、僅か49分。
オバマ氏は岩国経由で、アメリカへと戻っていきました。
オバマ氏は2009年のプラハ演説に続き、広島でも
「Seventy-one years ago, on a bright cloudless morning, death fell from the sky and the world was changed.
(71年前の晴れた明るい朝、空から死が降ってきて、世界は変わりました。)」
「But today the children of this city will go through their day in peace. What a precious thing that is.
(しかし今日、この街の子ども達は、平和な1日を過ごします。なんと素晴らしいことでしょう。)」と、文学的な表現で核廃絶を訴えています。タイトルも演説の一部です。
しかし現実は厳しく、今でも核兵器は世界の脅威として残っています。
あの日から5年。
道はまだ半ばです。
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