宿番号:340781
リブマックスリゾート安芸宮島のお知らせ・ブログ
夏至(ゲシ) 「お昼が一番長い一日」
更新 : 2021/6/22 9:00
皆様こんにちは。
リブマックスリゾート安芸宮島です。
6月21日は「夏至(ゲシ)」の日です。
北半球では、この日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長く、南半球では逆に、北半球の夏至の日に最も昼の時間が短くなります。「冬至(トウジ)は」その逆です。
大体6月21日頃が夏至の日にあります。
写真は19時半の広島市内の空模様。まだこんなに明るいです!
仕事柄、夜勤の多い筆者ですが、やはり暗闇は不安な気持ちにさせるもの。
やっぱり明るい時間が多い方が、何となく安心できます。
昼の時間が変化するのは、地球の自転軸が傾いているからで、真横でなく頂点に対して23.4度傾斜して自転しています。
その為、春分の日と秋分の日を境に、昼間の時間が変化します。
また、夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で日が落ちない白夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域では逆に夜が明けない極夜となります。
因みに、日本では日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろ、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろと、夏至の日とは一致していません。
夏至にまつわる伝承も多々あります。
北半球では、性欲をかきたてる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子供が多いとの事。
ギリシャ北部では、未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置くと、夏至の魔法により将来の夫の夢を見るという伝承があります。
ポーランドではスラブ民族の祝日「イワン・クパラの日」の夜には、人々が恋に落ちるという言い伝えが残っています。
イギリスのストーンヘンジでの夏至祭りは、男性神、女性神の出会いを祝う意味があると言われています。
日本では、夏至は農作業が最も忙しい時期であることもあり、広島を含め、全国的な風習は無いようです。
ただし、地域ごとの風習として残っている物もあります。
静岡県では、夏至に冬瓜を食べる風習があるそうです。
関東では、新小麦で焼餅をつくり、豊作を祈願して神に供える風習があるとの事。田作を手伝ってくれる近所に配る場合もあるそうです。島根県や熊本県でも同様の行事が行われるところがあります。
このように見ると、太陽は人の営みに多大な影響を与えていることに、改めて気づかされます。
ただ個人的には、これから日が落ちる時間が増えていくというのは、何となく憂鬱です。
関連する周辺観光情報
他のホテルを探す場合はこちら
近隣駅・空港からホテルを探す
広電宮島口駅 | 宮島ボートレース場駅 | 宮島口駅 | 阿品駅 | 阿品東駅