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    「この道は いつか来た道」

    更新 : 2021/2/28 21:45

    タイトルは北原白秋の詩の一節ですね。
    彼が札幌を旅した時の風景を故郷の風景と重ねて書かれたそうです。

    奥入瀬渓流沿いを車で走っている時に、大貫妙子さんのアルバムからこの曲が流れて来て、晴れの日の山道の柔らかい光と透き通る歌声の調和の中でノスタルジーに浸っていました。

    今風に言えばエモいってやつですかね。
    一気に言葉の重厚感やディテールが細胞破壊されました。若者言葉は兵器ですね。

    ヤングとアダルトの間に咲く花、フロントの葛西です。




    昔々、青森市域は東西に延びる鉄道によって南北に分断されていました。南北を行き来できる場所はなかったわけではないのですが、開かずの踏切やら交通渋滞などで、便利とは言えない状態でした。

    戦後の都市計画や観光事業の一環で、南北を行き来するための橋が架けられました。そのうちの一つ「八甲田大橋」は、橋の上から八甲田連峰を眺望できることからその名前がつけられました。八甲田大橋でつながる南北の道路は「観光通り」と呼ばれ、南下していくことで十和田へと繋がる観光道路としての役割を担いました。

    今も、青森駅から八甲田・酸ヶ湯温泉を経由して奥入瀬や十和田へ行くバスが運行しています(冬期間は酸ヶ湯温泉止まり)。
    一時は八甲田大橋を通るバス路線もあったようですが、現在は廃止され別ルートとなっています。それでも、車の旅には便利な道路です。

    観光通りは、さらに時間が進むにつれ問屋町の登場で産業道路としての性格も併せ持ち、さらに商業施設が立ち並ぶようになり、それに伴い周辺にたくさんの住宅が建てられました。観光通りを道管として葉脈ように生活道路も広がり、現在は夜景スポットから青森市域を見下ろすと最も光の集中している地域になっています。

    観光通り周辺に田んぼしかなかった頃、僕は観光通り沿いの家に生まれました。観光通りの名前について「田んぼとジャスコしかないのに何が観光なんだろう?」と漠然と思ったり思わなかったりしながら育ってきました。

    しかし調べてみると、歴史の中にさまざまなストーリーがあったようです。

    冬が終わり、封鎖されていた八甲田ルートが開放されたら、観光通りを南下して奥入瀬渓流や十和田湖へと車を走らせるのも楽しいかもしれませんね。エモい瞬間に出会えるかもしれません。

    青森市を宿場として経由する際には是非アパホテル県庁通をご利用ください。

    冬の奥入瀬渓流名物:銚子大滝の氷瀑。完全には凍っていませんでしたが。

    奥入瀬渓流は四季折々の豊かな表情を持っていて、昔から青森県観光の人気スポットです。

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