宿番号:343091
旅亭懐石 のとやのお知らせ・ブログ
◆ 伝統工芸 折上格天井の旅館
更新 : 2019/2/6 16:03
折上げ格天井とは、
日本建築の古い建築様式で寺院建築や書院造りなどで、
格式の高い部屋に用いる天井です。
バブルの好景気に枠時代に日本旅館は高級を目指して
多くの旅館が建築経費のかかる
この『折上格天井』を使う旅館が立派だと採用いたしました。
のとやは昔から代々高級旅館を目指さない。
多くの人に愛される旅館を目指す。
ということで、
特に先代はこの『折上げ格天井』だけは使うな。
お客様に触れるもの、床や椅子は大事だが
天井はお客様はあまり見ない。
建築経費を安くして旅館を造り
いつも新しい旅館でありなさい。と口癖でした。
釘は使わずに角材を正確に格子に組み、
支輪を湾曲して立上げて1段高くした
天井のことを折上格天井といいます。
格式の高い部分に用いられることが多く、
仏堂や書院造の上段の間などにみられ
格式の高い人の住む場所とされております。
北陸新幹線開業と同時に増えた
沢山の金沢市のコスパのいいホテル。
先代の言いつけの格式にこだわらない旅館だからこそ、
職人が創る『折上格天井』の宿へのこだわり。
金沢で一番美しい宿を目指すなら、
職人が創る『折上格天井』を昨年完成させました。
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