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旅亭懐石 のとやのお知らせ・ブログ
◆ 江戸時代から伝わる陶磁器「九谷焼」
更新 : 2019/3/8 15:20
九谷焼は、石川県南部の金沢市、小松市、
加賀市、能美市でつくられている、
長い歴史を持つ色絵の陶磁器です。
「九谷五彩」といわれる、
赤、緑、黄、紫、紺青の鮮やかな5色の和絵の具で描かれるため、
大変美しく独特の華やかさを持つ九谷焼は、
世界中で高い評価を得ている、日本を代表する「陶磁器」です。
他の陶磁器と比べてみても、その華やかさは一目瞭然です。
九谷焼の歴史は、江戸時代初期にさかのぼります。
九谷(現石川県山中町九谷)の金山で
磁鉱が発見されたことに着目した
大聖寺藩主、前田利治が、
金山で錬金の役を務めていた後藤才次郎に命じ
製陶の技術を学ばせ九谷の窯を開窯し、
豪快な色絵陶磁器を焼きました。
緻密で華麗な九谷焼は、
加賀料理を盛り付けする際に使われています。
和食だけではなく、美しい九谷焼はそのモダンなスタイルから、
多くの洋食レストランでも使われています。
加賀のじわもんを使った、
季節を感じる料理の数々を美しい器に盛り付けることにより、
味覚だけではなく視覚も楽しませてくれますので、
九谷焼から金沢の食文化を実感していただけます。
のとやでお出しするお料理も九谷焼を使用しています。
料理長の繊細かつ大胆な盛り付けも、
お客様より大変好評をいただいております。
金沢の伝統工芸九谷焼の美しさと、
のとや自慢の料理のコラボレーションを存分にお楽しみいただけます。
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