宿番号:348397
EN RESORT Re’Cove Hakone(旧:リ・カーヴ箱根)のお知らせ・ブログ
☆箱根湿生花園☆いよいよ開園☆
更新 : 2012/12/6 8:33
冬期休園中の箱根湿生花湿原をはじめ、川や湖沼などの水湿地に生育している植物を観察する事ができる、箱根湿生花園がいよいよ20日から開園いたします。
日本で一番最初に咲き出すミズバショウなどの花々や、ふくらんできたネコヤナギなどが春の訪れを知らせてくれます。園内の2万株のミズバショウ、3千株のカタクリ、イワウチワ、ニリンソウなど春の花約90種が次々と咲き出します。
箱根湿生花園を旅行のメインにされて当館をご利用いただくことも多いくらい近くにあります。湿生花園へお越しの際は、大涌谷から引き込む「仙石原温泉」の白濁湯であると当館で、ゆっくりと日頃の疲れを当館で癒してください。
※冬期休園中にしてる事
冬の作業
園ですが、職員はそれぞれ内に外に作業を行なっています。
室内では企画展の準備、それにかかる宣伝や「花だより」総集編の作成・配布など、開園に向けて態勢を整えます。
植生復元区火入れ
箱根湿生花園の外側にある復元区では、地元仙石原湿原の植物群落を維持するために、毎年6月に草刈りをし、冬期に火入れを行っています。
(台ヶ岳ススキ草原野焼きとは別です)
植物防寒作業
雪国の植物のために落ち葉を園内に敷き詰めて霜害から守ります。この作業は開園中の11月から落ち葉を収集し、除草が済んだところから順次始めます。こうしないと、次の年の春、植物が霜で痛んでしまい、美しく花を咲かせることが出来ません。
施設の補修
土道はたくさん人が歩くため除草はあまり必要ありませんが、1年たつと地面が歪み、水たまりが出来たりします。木道は木が腐ったりしてきます。木柵やベンチなども痛んできます。池の清掃も必要です。冬は日中でも日蔭では霜が解けませんが、補修工事は開園までに行ないます。
春の企画展(予定)
3月20日から5月10日
展示内容
春の山野草の生態展示
世界のサクラソウの仲間をはじめ、エビネやミズバショウなど、国内外の山野草を中心に、約120種1,000点の花を自然に近い状態で一堂に展示します。
日本の桜展
日本で古くから親しまれているヤマザクラなどの野生種をはじめ、ソメイヨシノなどよく知られた栽培品種から珍しい品種も含め様々なサクラを展示いたします。
日本サクラソウのコーナー
江戸時代から続く日本サクラソウの園芸品種約50種を展示します。
*4月20日〜5月10日まで。