そろそろ全国的に春めいてきましたね！アメリカの方でもメジャーのキャンプインが始まって日本選手への期待が高まっています。特にドジャースの3選手は常に注目されています。
ところでドジャースと言えば、30年前の1995年に野茂英雄さんが日本人選手として初めて入団されてから、次々とドジャースに日本人選手が在籍されて大谷選手は10人目となりますが、実は過去”幻の選手”がいました。それが”ミスター”こと長嶋茂雄さんです。
1961年、巨人軍は当時のドジャースのキャンプ地、米フロリダ州ベロビーチで春季キャンプを行った。
その際に練習に参加させてもらった時、当時のオルストン監督から『君、大リーグでやる気はあるかい？』って声をかけられて、思わず『はい、機会がありましたら...』と答えたところ、2年後の1963年にドジャースのウォルター・オマリー会長が来日して、巨人に『長嶋トレード』を申し込んできたとの事。申し込まれた巨人はスター流出危機に当然「ＮＯ！」と拒否をして幻に終わりましたが、実現していたら日本人メジャーリーガー第1号でした、
巨人の正力松太郎オーナーとしては『長嶋がアメリカに行ったら日本のプロ野球の発展が10年はおくれていた』と語っていたとの事でした。