皆さまこんにちは！　
八戸は暖かい日も増えてきましたが、まだまだ朝晩は冷え込んでいます。
　本日は、八戸美術館で開かれている、南部菱刺しの展覧会「西野こよ　表現への挑戦」をご案内いたします。
　作家として精力的に活動する一方、後進の育成にも尽力した西野さん（1931〜2019）の作品を紹介し、その独創的世界観と芸術性の高さをあらためて伝えています。
　同館コレクションをさまざまな切り口で紹介する展覧会シリーズ「コレクションラボ」の一環であり、10回目の今回は、青森県伝統工芸士で、国の地域文化功労者表彰も受けた西野さんに焦点を当てています。
　4月21日までの前期では、日本現代工芸美術展で現代工芸賞に選ばれた「潮溜り」や、大量の糸の束を立体的に配した「郡波」など10点を展示し、伝統の技と現代的な感性で作り上げた作品の数々が、見る人を引き付けています。
　後期は同月23日から、「ふるさとの便り」、二曲屏風「花の宴」の展示は継続し、ほか8点を入れ借るようです。
　観覧は無料。時間は午前10時〜午後7時。休館日は火曜日（4/29、5/6は除く）と5月7日となっております。
　是非、脚を運んでみてはいかがでしょうか。