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    ☆七夕と算木(さんぎ)☆

    更新 : 2025/7/7 16:57

    皆さま、こんにちは!
    本日の八戸は、なかなかの暑さでございますが、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか?

    さて、今日は7月7日の七夕(*'ω'*)
    先頃、室町時代から江戸時代にかけて作られたという、七夕の起源を語ったステキなおとぎ話をみつけましたのでお裾分けを。

     物語は、大蛇(実は天上の貴人、天稚御子(あめわかみこ))と結婚した長者の末姫が、天に帰った天稚御子を追って天に昇ります。首尾よく再開しますが、姫君は鬼にさらわれ、様々な難題を与えられます。しかし、どうにか切り抜け、二人は牽牛・織女となって年に一度逢うことになりました。

     難題の一つとして、千石の米を別の蔵に運べと言われた姫君ですが、天稚御子(あめわかみこ)にもらった袖を振ると、大きな蟻がたくさん出てきて運んでくれました。鬼が算木(さんぎ)を使って点検したところ、米が一粒足りません。姫君が悲しみながら辺りを探すと、手足の不自由な一匹の蟻が、よろめきながら最後の一粒を必死に運んでいたのでした。

     算木(さんぎ)は、現代で言うところの計算機のようなものでしょうか?赤と黒の二色に着色され、赤の算木は正の数、黒の算木は負の数を表したといいます。ゼロ(零)はその場所に算木を置かず空けておくことで示し、後に碁石を置いて明示するようになったとのこと。

     ちなみに数学者のニュートン(1642-1727)とライプニッツ(1646-1716)はそれぞれイギリス人とドイツ人、微分積分の発見者として有名ですが、なんとその何十年も前に日本の和算学者・関孝和(せき こうわ)がいわゆる微分積分の考え方を見いだしていたというのは、和算の世界では広く知られた話です。

     関孝和の和算が微積分のレベルに到達していたということもしばしばいわれますが、幾つかの公式に類似のものがあるものの、全体としてみると、当時の和算と微積分は全く発想の異なった数学であり、単純な比較はできない様子です。

     関孝和も使ったであろう算木(さんぎ)に想いを馳せつつ、このおとぎ話のなかで鬼とお姫様も使っていた算木にも思いを巡らすと、いつもの七夕が少し違って見える気がいたします(*'ω'*)〜♪

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