様々な企画展を催している長崎県美術館。10月3日(土)〜11月29日(日)までの期間は、
長崎在住の写真家･東松照明(とうまつしょうめい)氏の新作が展示されます。

スナップ写真ならともかく、プロの写真家がとる写真にはこれまであまり縁がなかったんですが、
この東松氏の企画展のちらしに載ってある数点の写真を偶然観て、彼の世界観に惹かれたといいますか、長崎在住ということも気になり、少しだけ東松氏について調べてみました。

東松氏は若い頃、ある女性を好きになったのですが、向き合うと何も話せない｡とその時、
そうだ！！カメラだ！！写真を撮らせてほしいとなら言える。と思いつき、初めてカメラを持ったそうです。
なんとまぁ、微笑ましい、そして天才らしいエピソード（●´Ｕ｀●）恋愛で眠っていた自分の才能を開花させるなんてスバラシイです。

東松氏は48年前に始めて長崎を訪れ、被爆者を被爆遺物の撮影を行いました。今回の展覧会では
その時から撮り続けてきた被爆者だけでなく被爆者２世の姿などをおさめた写真を公開するそうです。

約48年の長崎の歴史を写真を通して学ぶのもいいものだと思います。10月ですので、もう少し先ですが、今から楽しみです☆皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか??

ちなみに写真は長崎県美術館近く水辺の森公園の写真です。
美術館で心が癒された後は、のんびり散歩しながら余韻に浸ってみては？？