宿番号:360828
尾上温泉 旅館紅鮎〜全室温泉半露天風呂付き客室の宿〜のお知らせ・ブログ
一年一度
更新 : 2010/3/13 17:45
ずいぶん間が空いたかと思えば、今度はアッという間の更新です。今日は朝、小雨がぱらついたかと思えば、午後は比較的穏やかな天気。風は強いものの、夕日がきれいに見えそうな気配です。
さてさて、一年一度。獅子舞がやってきました。
昔は山本源太夫さんのグループだったのですが、いつの頃からか渋谷章さんのグループに。いつもこの地区を回られるのはその伊勢大神楽教の皆様。ニセモノ・本物と獅子舞の団体にも色々あるようですが、やっぱり来ていただいているお獅子に愛着が湧きます。昨年はご昼食のお客様もいらっしゃったので、玄関で舞っていただきましたが、今日は広々と車寄せでした。どうです、この勇姿。
さて、ここからは伊勢大神楽教のHPから引用。〜
伊勢大神楽は長い歴史を誇り、江戸時代には各地を巡って、伊勢神宮のお札を配っていたと伝えられています。今でも数組の社中が主に西日本各地を訪れています。伊勢大神楽は舞(獅子舞)と曲(放下芸)とに大きく二つで構成されています。舞は悪魔を退治し、清めてお祓いを行い、主に家とかまどをお払いします。また、頭噛みのお祓いはどこでも一番の人気があります。地域によっては仏壇のお祓いもすることがあります。
〜ということで、思わず「ふ〜ん」ということばかり。
確かに獅子舞に頭を噛まれると賢くなると小さい頃によく言われました。今回はフロント係に間もなく出産を迎えるスタッフがいたので、お腹の赤ちゃんまで噛んでもらってました。(笑)
こういう昔からの風習が残る部分を見るにつけ、田舎の良さや懐かしさを感じます。一方で、色濃く残るしきたりや伝統といったものも意識させられ、故郷という根っこのある暮らしのありがたさと共に不便さを感じます。
なんだかちょっとしんみりした便りになってしまいましたが、獅子舞に頭を噛んでもらったせいでちょっと賢くなったのか余計なことまで考えられるようになったみたいです。(笑)
今年一年、旅館紅鮎へお帰りの皆様の運気が上がることを期待して。
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