汽車を待つ君の横で僕は〜　時計を気にしてる〜♪

　こんにちは。
テレビや新聞を賑わした春の嵐。奥びわ湖湖北では朝方に大量の黄砂が舞ったかと思えば、夜には雪が降りました。この時期の降雪はめずらしい気がします。お風呂に入りながら、雪舞う（と言っても吹き付ける感じでしたが・・・。）漆黒の奥びわ湖眺めていると、上述の曲をいつのまにか口ずさんでいました。

　携帯電話やインターネットの普及で、全国各地の様子がその日の内に世界中で分かるようになり、便利になったと思う反面、なんとなく寂しくなった気がします。手紙に想いを託し返事を待つ切ない日々、何年かぶりの再会のために意を決して列車に飛び乗る瞬間、永遠に会えなくなるような気持ちで別れの挨拶を交わす春先など、出会いが簡単になった分、人と人との関係も簡単になったような。そんなことを思い出しながら口ずさんでいました。

　さてさて、まさしく名残雪でした。
幸い積雪はなかったので今朝は皆さん無事に出発されていますが、ちょっと真っ白な雪景色も見たかったなぁって思います。特に梅の花が雪の帽子をかぶっているところなんてきれいそうじゃありませんか。春が近いけれども、冬の名残もある。まさしく名残雪です。

　当館前の桜の蕾、こんな状況です。
触れてみるとまだ硬い。でも、いつもの年に比べて大きくなるのが少しだけ早い気がします。もしかすると開花、早いかもしれません。

　それにしても今朝は打って変わって良いお天気です。
今晩はお泊まりのお客様も少ないので、ちょっとぶらっと散歩にでも。そんな気になってしまいます。

　ところで、題名の「いるか」の意味。
名残雪だからです。おあとがよろしいようで。（笑）