宿番号:360828
尾上温泉 旅館紅鮎〜全室温泉半露天風呂付き客室の宿〜のお知らせ・ブログ
サクラサク
更新 : 2010/4/6 18:14
サクラサク。
奥びわ湖にもやっと春が来ました。どうしてこうも桜の花は日本人にととって特別な存在なのでしょうか。百円玉の表面は桜。大阪のサッカーチーム「セレッソ」はスペイン語で桜。東京都の都花も桜。当館のルーム係りチーフも櫻。と、最後の一つは分野違いですね。(笑)
さてさて、いよいよです。満開近し!
ここ最近、お問い合わせも増えてきました。当館前を通過するバスの台数も増えてきました。お目当ては海津の桜や豊公園の桜。今年は他のお宿様と共同で船を出しますので、湖上からの観桜も可能です。と、書いている私が一番ウキウキしている気がします。
それにしても心に残る「サクラサク」。
なんで桜が咲くことになったか気になったことはありませんか。そこで!調べてみました。最初は昭和31年に早稲田大学で登場した入学試験の合格を伝える電報の言葉でした。ちなみに「サクラサク」は、大昔に用いられていた和文モールス符号で
−・−・− ・・・− ・・・ −・−・− ・・・−
と、リズミカルに、通信技師がキーを早打ちしやすい言葉で、合格の雰囲気も伝わりやすいからなんだそうです。送信時に正確つに数をこなすための知恵で、ポケットベルや携帯メールに通じるものがあるかもしれませんね。そして、それが他の学校に広まり、昭和50年代後半まで地域性が表れる大学合格電報として利用されていました。 例えば、「オチャカオル」はお茶の水女子大合格、「クジラガツレタ」は高知大などなど。面白いサイトを見つけましたので、興味のある方はどうぞ。
⇒ http://dmail.foo.ne.jp/message/gokaku/gokaku.html
それにしても、今日は一日ポカポカ陽気でした。
午後からは風が出て過ごしやすい春の日。そろそろ夕景です。明日からこんなお天気が続くと、桜はきっと今週末ごろに満開を迎えるでしょうか。
ご自宅近くの桜、どうぞ見にお出かけ下さい。
花を咲かせる季節の桜の樹液で布を染めるとピンク色に染まるのだそうです。木全体が躍動しているこの時期の幹に手を当てると、今まさに盛りを迎える桜たちの力が伝わってきます。たくさんの元気をもらえる桜。今週末が楽しみです。
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