宿番号:360828
尾上温泉 旅館紅鮎〜全室温泉半露天風呂付き客室の宿〜のお知らせ・ブログ
まだ降らない。
更新 : 2010/12/6 22:57
まだ雪が降りません。
今年は厳冬だという予報がまったく当たっていないのか、それとも嵐の前の静けさなのか。ヨーロッパではすごい寒気だと聞きます。たくさんの人が亡くなっているとも。その寒さ、いずれはぐる〜っと回って日本にもやってくるのでしょうか。
さて、今日は寒いからこそ見ることが出来る野鳥の楽園のご案内です。びわ湖は元々多くの水鳥達が暮らす楽園で、一年中様々な鳥達を見ることが出来ます。夏前には南からたくさんのツバメ達が飛来し、田園広がる近江盆地ならではの田泥を使った巣作りが盛んになります。そして秋も深まる頃、今度は北からたくさんのコハクチョウやガンが飛来して子育てを行います。今年もすでに多くのコハクチョウ達が飛来しました。
びわ湖には西と東に野鳥の観察施設が設けられていて、もちろんそれ以外の場所でも観察が可能です。中でも湖北の野鳥センターは鳥達の楽園で、遠浅の浜辺が彼らの住環境をより良いものにしてくれているようです。この画像は昨年の冬のもの。野鳥センター近くの田んぼで餌をついばむ姿です。なんとなく冬らしいですね。意外にもハクチョウ達は気が荒く、朝夕の田んぼからびわ湖のねぐらに帰ってくる際には「グワァ〜グワァ〜」と陣取り合戦を演じたりします。また、鳥達はオスのほうがキレイなんですが、それはメスの気を惹くためで、失敗したオス鳥は一冬を一人ぼっちで過ごすんだそうです。さみち〜。
そうそう!天然記念物のオオワシが今年も飛来しました。もうかなりのおばあちゃんワシだそうで、毎年そろそろかなぁって話題になるのですが、今年も元気に姿を見せました。オオワシを見ていると食物連鎖が良く分かるんです。と、なんだかドンドンとマニアックな話になりそうですね。続きは野鳥センターへお出かけ下さい。滋賀県には二箇所、高島と長浜にあります。あと、草津にある琵琶湖博物館にも鳥の専門家がいらっしゃるので楽しいですよ。
冬には冬の楽しみ方がある。
鳥達を見ているとそんな風に思えてきます。寒い夜が増えてきましたが、皆様どうぞお体にご自愛下さい。
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