関西に春の訪れを告げる東大寺二月堂修二会。
７５２年にはじまり２０１７年で１２６６回目を迎えます。

修二会の正式名称は「十一面悔過（じゅういちめんけか）」と言う。
十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、
二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔（さんげ）することを意味する。

修二会が創始された古代では、それは国家や万民のためになされる宗教行事を意味した。
天災や疫病や反乱は国家の病気と考えられ、そうした病気を取り除いて、
鎮護国家、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願う行事とされた。

東大寺のながい歴史にあって、二度までもその大伽藍の大半が灰盤に帰してしまった時ですら、
修二会だけは「不退の行法」として、1250有余年もの間一度も絶えることなく、
連綿と今日に至るまで引き継がれてきたのである。


＜お松明情報＞
３月１日から１１日、１３日　１９時より１０本　所要時間約２５分間　混雑いたします。
３月１２日　　１９時３０分より１１本　所要時間約４５分間　大混雑いたします。入れ替え制。
３月１４日　　１８時３０分より一度に１０本　所要時間約５分間　混雑いたします。


＜送迎情報＞
先約２０名様限定となります。
３月１日から１１日、１３日
ホテル出発　１７時５０分（現地到着１８時２０分ごろ）
現地出発　　２０時（ホテル到着２０時３０分ごろ）
３月１２日
ホテル出発　１７時５０分（現地到着１８時２０分ごろ）
現地出発　　２０時３０分（ホテル到着２１時分ごろ）
３月１４日
ホテル出発　１７時（現地到着１７時３０分ごろ）
現地出発　　１８時５０分（ホテル到着１９時２０分ごろ）
※送迎時間は、予定時間です。当日の交通事情により時間の前後が予想されます。
※当日の混雑状況により、二月堂境内にお入りいただくことができない場合もございます。
　予めご了承下さい。

国家の安泰平和鎮護をお祈りしております