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近頃の青森市は、最高気温２０度を超える日が増えてきて、初夏の訪れを感じる今日この頃でございます。しかし、夏の前には梅雨の季節がやってきますね。

本日は、浅虫水族館で梅雨の時期にちなみ展示されている、「梅雨水槽」の「アメフラシ」をご紹介いたします。

アメフラシとは、日本全域の海岸で見ることができ、アジア大陸沿岸にも分布しています。巻貝に近いウミウシの一種で、春先に海岸でよく見られます。

展示されている個体は職員が採集してきたもので、通常約１５センチのところ、体長約３０センチの大型の個体です。

特徴は、紫がかった黒色の身体に、白く細かい斑点が全体に入った姿です。
驚くと紫色の汁を出しますが、それが水中で広がる様が雨雲に似ていることが、名前の由来の一つとされています。

ぜひ、梅雨の季節を感じていただくとともに、迫力満点の珍しい大型アメフラシをご覧ください。

展示期間　２０１６年５月１３日（金）〜２０１６年６月５日（日）
場所　浅虫水族館（私どものホテルから車で約２５分）
営業時間　９:００〜１７:００（入館　１６:３０まで）