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    美人林(ブナ林)の木って他とどう違うの?

    更新 : 2015/2/5 0:48

    まいど〜松之山温泉禁酒親父の野本淳一です。

    最近お客様から美人林(ブナ林)の木って他とどう違うの?とよく聞かれるのでオラの知ってるブナについて書きたいと思います。

    〇大きさや生息地
    まず、ブナ林は日本海側か太平洋側かで葉の大きさや標高が結構違います。
    日本海側のブナは葉が大きく、標高200m〜1500mくらいの所が多いです。
    太平洋側はブナは葉が小ぶり(東北地方の葉は大きいよ)で、標高1000m〜1700mくらいの所が多いです。
    特に日本海側の多雪地だと低標高の所にブナ林が出現します。
    松之山は市区町村タイプの積雪ランキングだと、常にトップ3くらいにランクインする豪雪地なので民家のすぐ近くにあるくらい低標高なのです。

    〇成長スピード
    ブナは他の樹木に比べると病に弱く、成長も結構ゆっくりさんです。
    芽生えの時は足の踏み場もないくらい沢山ありますが、動物や昆虫に食べられたり、病に負けて、ほとんどが1年も生き残れないくらい熾烈な生存競争です。
    繁殖可能になるまで樹齢50歳くらい、成長ピークも樹齢100歳くらいと他の樹木と比べると結構ゆっくりなスピード。
    寿命は約250歳前後らしいけど、ブナは腐生菌に弱くて寿命を迎える前に立ち枯れや幹折れで枯死するパターンも多いです。

    〇緑のダムと言われる理由
    ブナは根っこと落ち葉がが多くて、ブナ自身の土の保持能力と落ち葉で元気に育った土壌生物の二重効果で土砂流出や川への流量を緩和しているので緑のダムと呼ばれています。水源としても能力が高く、松之山では棚田周辺にブナ林が点在しています。

    婿養子で長岡から来たオラが知ってるのはこんくらいです。知識のほとんども義父や地元の人に教えてもらった基本的なことしか知らなくてゴメンね。
    たぶん松之山で美人林やブナ、ブナに関わる動植物やブナ林の整備について一番詳しいのは「森の学校キョロロ」の職員さんだと思うので、詳しいことが知りたい人は美人林隣のキョロロで聞いてみてください。詳しい職員さんから豊富な資料まで沢山あると思います。
    ほんじゃまた〜

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