みなさまこんにちは！
お正月ムードも落ち着いてくると、次に待ち遠しい大きなイベントは『えんぶり』ですね。
八戸を代表する民俗芸能えんぶりは県南地方に春を呼ぶお祭りとされ、曜日に関わらず毎年2月17日〜2月20日に開催されます。
長者山新羅神社での奉納摺りから始まり、一斉摺り・御前えんぶり・八戸市公会堂でのえんぶり公演・かがり火えんぶり・史城根城広場本丸主殿前での撮影会など、粛々と執り行われていきます。
また格別なのが『お庭えんぶり』です。
えんぶりは、かつて大地主や有力商家の土間や屋敷で特別に披露されていたそうですが、その風情をそのまま味わえるのがこのお庭えんぶりです。
明治30年から大正時代にかけて建築・改築された近代和風建築の邸宅『更上閣』の庭園で披露されるえんぶりを、八戸せんべい汁と甘酒で体を暖めながら鑑賞することができます。
気分はさながら旦那様です。
またかつて財閥・泉山家の邸宅であったこの更上閣は2003年に国の有形文化財にも指定されており、内外を彩る彫刻や意匠にも見ごたえがあります。
お庭えんぶりは有料・予約制となっております。
1席2,100円でせんべい汁と甘酒も含まれます。
販売は八戸観光コンベンション協会です。
昨日1月10日より予約を受け付けていますが、大変人気がありますので興味のあるかたはお早めにお求めください！