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アパホテル〈本八戸〉のお知らせ・ブログ
八戸の毘沙門天像のこと☆☆☆
更新 : 2023/5/21 10:56
皆さま、こんにちは!
かすかに初夏の香りが漂いはじめた今日この頃、お健やかにお過ごしでしょうか?
さて、本日ご紹介いたしますのは、八戸市中心街にあります「南部会館」です。
先日のお休みの日、お散歩をしておりました私スタッフS、思いがけなく「♪ほーーー…ほけきょっ♪」という美しいウグイスの声を耳にし、まさかこんな町中に…!(*'ω'*)!と、歩を進めますと、目の前には南部会館の表門。
昭和53年に老朽化のため倒壊しましたこの表門ですが、この時、棟札3枚と小さな毘沙門天像が発見され、この門の歴史が明らかになったという逸話もございます。
棟札のうち一番古いのは創建時である寛政9年(1797年)のもので、毘沙門天像は門最大の部材である冠木の中央に埋め込まれた木箱から発見された、高さ3.6センチメートルの小さなもので、割竹の厨子(ずし)に収められており、当時の武士階級の信仰がうかがえる貴重な遺物なのだそうです。現在、この毘沙門天様は八戸市博物館に大切に所蔵されております。
なお、この南部会館は、どなたでも利用できるフリースペースがあり、ちょっとした時間を過ごすのにはピッタリのスポット。 美しい中庭には、今の季節ですと藤棚の藤の花が満開です。中心街にこのような静寂エリアがあるなんて、素敵〜(*'ω'*)♪と、しばし時を忘れてウグイスのさえずりに心を奪われた、そんな昼下がりでございました。
当館にご宿泊をお考えの皆さまも、足を運んでみては如何でせうか。
営業時間:9:00〜18:00
所 在 地:八戸市内丸3丁目3-6
T E L: 0178−43−9202
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