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☆伊勢志摩地域その周辺の注連縄風習☆
更新 : 2011/1/22 18:30
毎年、全国各地でも年初めになるとご自宅の玄関に
新しい注連縄を飾るのではないかと思います。
ところでその新しい注連縄いつまで飾っていますか?
1月の三が日だけ?それとも1月中旬まで?
実は伊勢志摩地域その周辺では注連縄を1年中飾る風習があります。
そして注連縄にぶらさがっているお札には「蘇民将来子孫家門」が多いように思います。
どうしてなのか??
これは昔、伊勢の地を旅した須佐之男命が夕暮れに泊まるところがなく
困っていたところ、貧しくても心豊かな蘇民将来が
自分の家に泊めておもてなしをしたそうです。
須佐之男命は大変感激して、「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云うて、
芽の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ」と言い残していきました。
以来、蘇民家は疫病が流行っても免れ、代々栄えたそうです。
そして、いつの頃から伊勢志摩地方では注連縄に魔除として
「蘇民将来子孫」の札をつけるようになったそうです。
ぜひ伊勢市内を散策する際には民家の玄関に飾っている注連縄も眺めてみてください。
年が明けた今の時期はどこの家もまだ真新しい注連縄が飾ってあると思います♪
ただし注連縄は1年中飾っていますが、購入できるのは年末年始の時期のみです!
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