伊勢シティホテルのお知らせ・ブログ

「注連縄」――皆さん、この言葉は読めますか？
答えは しめなわ です。

お正月飾りとして目にする機会の多い注連縄ですが、
伊勢では少し特別な意味を持ち、一年を通して飾られるのが一般的です。
今回は、伊勢の町を歩いていて目にする
「注連縄」に込められた意味や風習についてご紹介します。

■注連縄とは？
神様のいらっしゃる神聖な場所と、私たちの暮らす世界を分けるための縄のこと。
これは「ここから先は清らかな場所である」というしるしであり、
災いや穢れを遠ざける意味が込められているとされています。

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■伊勢では、注連縄は“日常の風景”
伊勢神宮のお膝元であるこの地域では、注連縄は特別な行事のためだけのものではなく、暮らしの中に自然と溶け込んだ存在です。
そのため伊勢の町では、季節を問わず一年中！
注連縄が飾られている光景を見ることができます。

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■付け替えのタイミングは？
一年を通して飾られる注連縄ですが、付け替えは年末に行うのが一般的です。

▽伊勢では、この二日を避けられています。
・12月29日は「二重苦」につながる
・12月31日は「一夜飾り」になる
よって、28日や30日に掛け替えるのが良いとされています。

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■注連縄に添えられた「木札」にも注目
伊勢の町で見かける注連縄には、
**木札（護符）**が添えられていることがあります。

１．「蘇民将来子孫家門（そみんしょうらいしそんかもん）」
これは、古くから伝わる日本神話にも由来しています。
災いや病から身を守り、無病息災を願う言葉として伝えられています。

２．「笑門（しょうもん）」
これは伊勢でもよく見かけられます。
「笑う門には福来る」という意味が込められています。

３．千客万来（せんきゃくばんらい）/ 商売繁盛（しょうばいはんじょう）
これは、読んで字のごとく、観光地や商店によく見られます。
多くの人が訪れますように／商売が栄えますようにという祈願の言葉です。

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こうした違いを見比べながら町を歩くのも、伊勢散策の楽しみのひとつです。
年の瀬が近づくこの時期、伊勢神宮・内宮にあるおかげ横丁では、注連縄の販売も始まっています。
お立ち寄りのお土産に持ち帰るのもオススメです♪

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☆伊勢シティホテルからのアクセス
伊勢神宮・内宮｜車で約15分 ／ 伊勢神宮・外宮｜徒歩で約15分