神秘的な 曹洞宗 禅寺★瑞龍寺
更新 : 2010/2/17 0:43
富山の豆知識!!
越中富山といえば 前田利長公。
その年長公が あの有名な本能寺の変以後
織田信長 父子の分骨を迎えその霊を慰めたと伝えられているお寺が
富山県高岡市にある瑞龍寺です。
この瑞龍寺のライトアップが先日ありました。
前田利長公の菩提寺瑞龍寺を造営したとき,
開山広山恕陽(コウザンジョヨウ)禅師が利長公父子も加え
て同じ形式の五基を建造したのが,この石廟の由来であると伝えられており
廟の石材は淡緑色の凝灰石(俗称越前笏谷石(シャクタニイシ))
壇上積の基礎の上に立つ切妻型石廟建築だと言われております。
石廟は向かって右から前田利長公(高岡開祖),前田利家公(加賀藩祖),
織田信長公(利長夫人 玉泉院の父),織田信長公側室,
織田信忠公(信長公の子息)の五人のもので,
中でも利長公のものは壁面に二十五菩薩を刻んだ代表的な優品ということです。
この五基の石廟は地方政治史上,又石造建築史上の貴重な資料でもあり、
一度見ていただけたら 前田年長と織田信長の微妙なつながりも感じられるかもしれません
ライトアップは幻想的で まさに 荘厳!
凛とした空気の中、わくわくしながら 拝観致しました。