富山の日本酒〜ひやおろし〜
更新 : 2022/9/1 7:52
こんにちは。コンフォートホテル富山駅前です。
まだまだ暑い日が続いていますが、立秋を迎え日を追うごとに空や雲の様子が秋を匂わせ、鳴く虫の声も耳にするようになってきました。
さて、今年も富山の地酒各蔵から秋のお酒「ひやおろし」が間もなく解禁となります。
日本酒は冬に醸造し、搾られた後に劣化を防ぐため、「火入れ」と呼ばれる加熱処理が二度行われます。「火入れ」を行わずに卸される日本酒が「生酒」です。
「ひやおろし」は二度目の「火入れ」を行わず卸される日本酒です。冬に醸造し搾られた後、一度だけ「火入れ」を行い貯蔵されます。そして、季節が秋になり外の気温と貯蔵庫の気温が同じくらいになる頃に卸されます。常温である「冷や」の状態で「卸す」ことから「ひやおろし」という呼び名が付きました。
「ひやおろし」は一度「火入れ」を行ってから夏の間に熟成されているため、搾りたての粗さが取れ、まろやかな味わい深さが楽しめます。
富山には多くの酒蔵があり、それぞれ違った個性を持ったお酒を楽しむことができます。
是非ともこの季節にしか味わえない旬の味わいをお楽しみください。