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若草色の風に包まれるおとなの休日 古都の宿 むさし野のお知らせ・ブログ
大正時代の奈良公園の風景を目指して
更新 : 2021/10/27 20:21
いつも古都の宿むさし野のブログをお読み頂きありがとうございます。
間もなく奈良公園に紅葉の美しいシーズン到来となります。
昨年までの奈良公園ではまずナンキンハゼが赤く色付き、イチョウが黄金色に染まり
それからモミジの紅葉と季節が進んで美しい紅葉グラデーションが見られました。
真っ赤に色付き地面に落葉したナンキンハゼはそこに遊ぶ鹿の姿と一緒に愛でる人も多く
人気だったのですが、今年ある理由から伐採がされています。
ナンキンハゼは、昭和の初めごろ、管理のしやすさなどから公園付近で街路樹として植えられ、鹿が食べないこともありどんどん増殖した様ですが実は中国原産の外来種。
その為 県は公園が名勝指定された大正時代の景観を取り戻そうと、定期的に除去や伐採をしていましたが今年は浮雲園池で約80本のナンキンハゼを伐採しました。
代わりに今後 松や桜、モミジを植栽していくそうです。
「ナンキンハゼ紅葉」と「鹿」の趣きある景観が見られなくなるのはちょっぴり残念ですが
大正時代の奈良公園の姿に戻るのが生態系にも良く、また違った美しさを見せてくれる様になるのでしょう。
以前の浮雲園池付近のナンキンハゼの紅葉の様子です。
伐採の後に植えられる松・桜・モミジの成長を見守りたいです。
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