いにしえの都、奈良。
「古都の宿 むさし野」は、奈良公園の中に位置する少し珍しい宿。
始まりは小さなお茶屋。文人や政治家を始めとして、多くの人々に愛されてきました。
名も佇まいも昔のままに、奈良に残る最古の宿として皆様をお待ちしています。

歴史の香りに誘われ門をくぐれば、
抹茶とおしぼり、板長手作りの季節のお菓子がお迎え。
館内を見渡すと、ぱっと華やぐ生花の存在に気づくでしょう。
女将が季節に合わせて生けた、おもてなしの花でございます。

和を基調とした数々のお部屋からは、
季節で色を変える、奈良公園の自然を望むことができます。
珍しい船底天井があったり、寛げるウッドデッキを備えていたり、
お部屋によってその特色は様々。ぜひお好みのお部屋でお休みください。

木の香りあふれるお風呂。
若草山の麓から感じる風とからだをじっくりと温める湯に、
心身ともにお寛ぎいただけることでしょう。
ご家族みなさまで入れる家族湯もご用意いたしております。

ほっこり温まったらお部屋でのお食事をどうぞ。
すべて手作りにこだわり、添加物を一切使わず、出汁を取っています。
季節の大和の食材を使用した本格会席は、
口にすれば思わず顔がほころぶことでしょう。

朝食はお弁当でのご用意も可能です。
ほかほかのお弁当を携えて、爽やかな風が吹く若草山でいただく。
ここでしか体験できない特別な朝を、ぜひご体験ください。

間近に見える草を食む鹿たちの群れ、そして原始林。
歴史ある春日大社や東大寺にも近いこの宿で、
温かいおもてなしを受けながら、ひと休みしてみてはいかがですか。