宿番号:390987
若草色の風に包まれるおとなの休日 古都の宿 むさし野のお知らせ・ブログ
夏の古都に灯る祈りの光。燈花会の夕べを静けさと共に
更新 : 2025/7/31 8:25
皆さまこんにちは。奈良公園に佇む、古都の宿 むさし野でございます
奈良の夏、皆さまにぜひご体験いただきたい風物詩がございます
それは、世界遺産の街・奈良を幽玄の光で包む「なら燈花会(とうかえ)」
2025年も、8月5日より10日間にわたり、奈良公園一帯が静かな祈りの灯に包まれます
◇ 幻想と祈りの夏「なら燈花会2025」
なら燈花会は、20年以上続く夏の風物詩
奈良公園を中心とした名所が、約2万本のろうそくにより柔らかく照らされます
まるで時が静止したかのような、光と影のコントラストに包まれる古都の夜は、どこか懐かしく、そして厳かです
灯心の先にふわりと咲く「燈花」は、古来より「吉兆のしるし」とも云われます
一つ一つの灯りには、訪れる方の願いや想いが込められており、それらが集まり、幻想的な光景を生み出します
◇ 古都の宿「むさし野」だからこそ叶う、“上質な静寂”と“特別な夜”
当館は、奈良公園のほど近くに佇む全12室の小さなお宿でございます
周囲の賑わいを離れ、大人のための隠れ宿として、静かで上質な時間をご提供しております
なら燈花会の観覧後も、浴衣姿のままそっと玄関をくぐっていただける。
そんな距離感の中で、光の余韻をそのままお部屋にお持ち帰りいただけることが、私どもの特権でございます
また、お食事はお部屋食にて
伝統の技を守る板長による、本格的な会席料理を一品ずつ丁寧にお運びいたします。
地元奈良の旬を取り入れた会席は、口福とともに旅の記憶として深く刻まれることでしょう
◇ 若女将より、この夏のご滞在に寄せて
私自身、ヨーロッパで美術の修復に携わってまいりましたが、奈良に戻って感じたのは、時間の流れそのものが文化となる土地であることでした
なら燈花会は、その静けさを象徴するような行事
火の温かさと夜の涼やかさ、古都の香りと、昼間と違って夜には穏やかで静かな表情を見せる鹿
それらすべてが、旅の贅沢になるのです
この夏、和のもてなしを奈良でお探しの方へ
どうか、むさし野にて「記憶に残る一夜」をお過ごしくださいませ
なら燈花会2025は、ただのライトアップイベントではありません
そこには、“祈り”と“感謝”という日本人らしい美意識が宿っています
皆さまのこの夏の旅が、静かな感動とともにありますように
むさし野で、心よりお待ち申し上げております
開催期間:2025年8月5日(火)〜8月14日(木)
点灯時間:毎晩 19:00〜21:30(会場により若干前後あり)
開催場所:奈良公園一帯(浮雲園地・春日野園地・浮見堂・猿沢池・興福寺・東大寺・春日大社など)
入場料:基本無料
備考:小雨決行、荒天時は中止の可能性あり。公式サイトで最新情報のご確認を
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