（ワッ、ワン：僕、耕次郎♪）
（アウ〜、ハグハグ：おいひい、ハグハグ）
（アウ〜ワン、ハグッ：デザートはミルクじゃないとやだよ！）　
おはようございます。文でございます。
無事、元旦を迎え、私共も交代でお休みを
頂き、心身の保養に入る今日この頃で
ございます。
　相変わらず男体山は見事な雪化粧、
しかしながら鬼怒川は昨年１２月から
まだ雪のお目見えはなく、比較的、穏やかな
日々が続いております。
　私もそろそろお休みを頂き、ゆったりした
時間を過ごしてみようと思うのでございます。
　今年は更に人としての成長を遂げる
事が出来ます様に、色んな勉強をしながら、
また、この商いで、今以上に「和」の追求をして
みたいものでございます。
　思えば約１３年前、私が彷徨していた頃、
当宿に出会い、拾って頂く事になりました事は、
つい昨日の事の様に思え、正に、時が過ぎるは
矢の如しとはこの事を申し上げるのでしょうか。
　当宿に出会えて良かったと思うのでございます。
人との出会いを含めて、「はっ」と感じるその瞬間とは、
言わば一つの「人生の分岐点」であると
思われます。今までその様な事がいくつか
ありましたが、果たしてこれから幾つもの分岐点に
出会う事でしょうか。
この様な純粋な心をこれからも決して
忘れる事なく、全国各地から当宿を選んで
ご来館下さる全てのお客様に、
やさしい心でおもてなしをして参りたいと
思うのでございます。
　花は咲いてこそ花、
ホテリエは心を心得てこそホテリエ。
　宿は人なり、そして人は宿なり。
人は宿をつくり、宿は人格をつくり、
心なくして成し得ない事でございましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　文